A n o t h e r ' s
ANOTHER
Summer Special 2006



2006年8月3日〜27日 in 松竹座

*2幕*

人物紹介(あんましいらないと思いますけど)

 イブキ・ケン …… 錦戸亮
 シマ・リンタロウ …… 渋谷すばる
 コウダ・シュンジ …… 大倉忠義
 ニジョウ・コレキヨ …… 丸山隆平
 オダ・ソウスケ …… 安田章大
 ミナミ・トクマ …… 村上信五
 コウムラ・ゴウ …… 横山裕
 ユウキ …… 楠本・神山・バッケス・上村

 カルラ …… 本田有花
 ロンダ …… 家田めぐ美
『嵐』

これが2幕初めのシーンになる訳ですけど、船の上に乗っている∞メンバー+ユウキ(Jr日替わり?)船が嵐に巻き込まれて揺れる中、ロープで波に浚われないよう必死なメンバー達。途中まで弟を守ってる的な感じでユウキをシュンジが抱きかかえてるも、腕から離れる。各自ロープで身体を固定しようとするなか、縄が絡まってしまった?それともリンタロウの身体を固定しようとした?のか、ユウキがリンタロウに構っていたせいで、本人が波に浚われてしまい、そしてそのまま嵐の中で船は難破。この時、船に身体をくくりつけろ!とのコウムラの言葉でロープを手にしてるメンバー達。5日の時は1階観劇だったから気づかなかっただけなのか、まだ3日目だからちゃんとやってたのか、何も思わなかったのですが、13日観劇の時はケンがロープを笑いながらコレキヨとかソウスケに投げつけて遊んでおりました>楽しそう。

『漂着〜それぞれの事情』

スクリーンが降ろされ、その前で波とか岩の映像が映し出され、舞台の両袖から出てきて地図にない島に流れ着いたと説明するコウムラ。ええっと、あのセットも用意して貰えず、このシーンは全部スクリーンで代用する気なのか??
どんだけ程金掛かってないねん……。
スクリーンが上がると、島の岩場?岩場の上下に呆然とした感じで立っているメンバー。上手からやってきたトクマにユウキは見つかったかと尋ねるメンバー達。だけどユウキは行方不明のまま、見つからないって感じ。この時、無駄に上半身裸のリンタロウとトクマ。そらトクマは綺麗な筋肉ですもん、上脱ぎたがるのも分かるよ?5日の時はすばるがあれだけレンジャーとかで太った×2と騒いでいたので、お腹がどうなってるのか観察するもいつもと変わらず、ガリガリのぺったんこのお腹・どこが太ったんだ??と首を傾げておりましたが、公演始まって速攻3キロ落ちたそうで。……とことん太れない体質なのね、アナタ。勿論、間違ってもコウムラやシュンジやコレキヨが上着を脱ぐ事はありません>脱いだだけで悲鳴が出るわ。そういや皆、遭難した設定だから薄汚れた服装が基本スタイルで、あっちこっち破れてたりするんですけど、皆がタンクトップや綿パンの中、
リンタロウ一人ステージ衣装かってずるずるの極彩色の格好。そんなんでその辺歩いとったら目立ってしゃーないわ。生存が絶望的なユウキの事を思い暗くなるメンバー達。リンタロウは自分のせいでユウキが波に浚われてしまったのだと、説明しようとするも、人との会話が下手でカタコトでしか喋れないので、苛立つメンバーに「お前何いっとるか全然分からんねん!」と当たられて、黙り込みます。なんか喋ってるとどうも全然知らない者同士でコウムラの船に乗り込んだという設定のようで(1幕終わりで全員仲悪くバンドやってたんちゃうんかい)、どういう事情でこの船に乗ったか、とってつけたような自己紹介を一人一人しだすメンバー>この辺相当痛い感じ。基本的にコウムラは乗り込んだメンバーの事情を知ってて、腐った根性を鍛え直すために自分の船に乗せて、航海を何度もしてるんだそうだ。ソウスケは友達が欲しくて、船に乗り込み、リンタロウは船の上なら喋らなくても平気だと思って乗り込み、シュウジは船に乗って旅をしたいからとかいう理由をつけて、実際は海で行方不明になった父親を捜しているって設定。(ちなみにコウムラの先輩がシュンジの父親の事をよく知っていたというどうでもいい裏設定もあり。で、シュンジの父がシュンジの小さい頃に海で行方不明になったとか、ユウキと父親が違う兄弟であるとかわざとらしく説明してくれます)。トクマは家に居場所がなくて、コウムラに拾われ、船でのおさんどんを任されて船に乗り込んでいるとか。タラシのケンは特に理由なし。コレキヨは別の船で出かける予定で空き時間にちょっと乗り込んでみたこの船がそのまま岸を離れてしまい、挙げ句遭難の憂き目にあったのだと、帰りたいとわめき出す。イイトコのおぼっちゃん設定のコレキヨは一番キャラ立ちしてて、乱暴に扱われて一張羅の(おじいさまに買って貰った)ジャケットの袖を破かれて泣き崩れたりとか、ケンに893丸出しで怒鳴られて怯えたりとか、オイシイ。この痛い舞台の良心的存在。
まぁそんなこんなで遭難して、とにかく食べられるもの使えるものを集めて漂流生活をしなければならない、みたいな感じになって、コウムラが「食べれるもの集めてきたわ」と麻袋をほりだす。その中にはリンゴとバナナとミカンが入ってますが、7人いるけれど食べ物は6つしかなく戸惑う一部のメンバーをよそに、リンゴを囓るコウムラ、こんなん早い者勝ちやろ、とバナナを食うケン(あなた……何年経ってもバナナキャラな人ね)言葉の不自由なリンタロウが「あかん!ちゃんと数は合わさんと、食べ物は公平に分けなあかん!」的な事を主張しますが、誰も聞いてません。ソウスケは「俺お腹いっぱいやからいらないです」と気を遣って辞退するも、トクマが「皆でちゃんと分けようや」と主張し、そんな空気になりますが、ここでピーン!と効果音が流れ、この舞台一番の問題、トクマ二重人格入ります。正直この二重人格と本人やパンフレットが主張する演技がですね、明らかに島の悪い悪霊に取り憑かれたとかそっち系のキャラなんですわ。歩きかたおかしなるし、顔は上に向いて、目はどこ向いてるか分からん状態。あのー二重人格ってそーゆーのではないと思うんです。自分自身の葛藤ではなく、悪いこと言わんから、お祓いした方がエエで、ヒナ。と言いたくなるシロモノ。このキャラカットしただけでこの酷い舞台大分緩和するんじゃないかって思うくらい……いや頑張ってるからいいとか、そーゆー問題ちゃうねん!!まぁ観劇も2度目となれば、このキャラが出ても失笑、という形でやり過ごせはしますけどね。そしユウキを探しに行く、と言って花道を捌けていくトクマ。トクマの二重人格をコウムラは知ってて見守っている感じ?
そんな中、麻袋に近づき、バナナを頬張り、残った食料も全部自分の鞄に詰め込み、また足早に元の位置に戻って素知らぬ顔をするコレキヨ。この辛い舞台の中で清涼な笑いをもたらしてくれる貴重な存在です。勿論バレバレのそれをコウムラに指摘され、取った食料を全部出せと言われ、一個ずつ出すコレキヨ。全部出すまで「まだあるよな!」と何度も言われるのが可愛い。そんな中、我冠せずでバナナを食べているケンですが、5日は一人で一本食べてましたが、13日はお腹が空いてなかったのかちびちびと食べ、残り半分をソウスケにあげて半分こして食べてました>仲ええんやん。
19日は後半戦に突入してるという事もあって、大分アドリブポイントは増えてました。
コウムラが用意した食べ物部分のアドリブでは、13日と同じく、仲良くバナナを半分こにして食べるケンとソウスケ。食べたバナナを1回出して怒られ、バナナを頬張って食べた後で、残りの食料を全部鞄に詰め込んで盗もうとするコレキヨはこの日はいつも通りに鞄に食料を詰め、オレンジ一個だけ下手袖へと転がす。下手の端まで移動すると、袖から誰かがそのオレンジをコレキヨの所へと転がし、戻ってくるパターン(笑)スタッフかJrに協力者がいるみたいで、これには客席も大ウケ。マルって普段はごっつ滑るのに、舞台上のアドリブでは本当に滑り知らずだよなぁ。
取りあえず船から使えるものを降ろして、これからの生活の準備をしようと言い出し、手伝い始めるメンバー達。ぽつんと一人入り切れてないリンタロウは「嵐が俺らをこの楽園のような(何基準?)島に連れてきてくれた」とか世迷い言を言い出して、そのまますばる劇中歌へ。
歌い終わると、作業をしていたメンバーがワラワラと出てきて、「あいつ何言うとるか分からんけど、歌上手いな」と感心。それで少し気分が浮上したらしいメンバー達、ソウスケが魚とか山に行ってキノコとか捕ってくると言い出し、トクマが料理は俺に任せろとかすでに役割分担らしきものが。そして何にもしないコレキヨにコウムラがお前は何をするんや?と尋ねると黙り込み返事をしないコレキヨ。コウムラに「なんもしたくないならせんでええけど、そしたらメシもあたらんで」と言い渡され、憤るコレキヨ。ソウスケが間に入って、「なんかできるやんな?俺、手伝うから!」とコレキヨを庇い、優しいんだけどなんせオーバーアクションで暑苦しい演技が堪りません(冷)コレキヨは助け船を出されてるとか全然思ってないみたいで「バイオリンとかピアノが得意です」と言ったり、「何をしたい?」と聞かれたら「帰りたいです!」ととにかく話にならない感じ。
19日には
キノコ事件勃発。
私が入ったのは2部でしたが、たまたま相方が1部に入っており、先にこの事件の経緯を聞いてから入ったので理解できましたが、2部だけ観た人はイマイチ「???」状態だったのではないでしょうか?まず事の発端は1部でソウスケが「俺!魚採ってくる!山行ってキノコとか採ってくる!」って台詞があるんですけど、間違えて、「俺!キノコ採ってくる!山行ってキノコ採ってくる!」と言ってしまった事から。MCで話題になったそうですが、メンバーは基本、他のメンバーの台詞をリズムで聞いてる部分あって、ヨコとかすばるは最初その間違いに気づかなかったんだそうですが、掛け合いのあるヒナが気づいて「お前キノコばっかりやんけ」と突っ込んでしまったのがツボに入ったらしく、すばるとヨコが爆笑。笑って台詞も言えない状態、すばるはずっと後ろ向いて笑いを堪え、肩が震えていたとか(笑)すばる曰く「そんなん言われたら安田がキノコに見えてきた」ヨコは今までの公演の中で(芝居中)1番笑ろた。「キノコ」って台詞だけで次も笑ってしまいそうやわ、と言ってたそうで。それを踏まえて2部に入ると、そのシーンでやっさん自身もキノコの呪いにとりつかれたみたいで、
「俺!!キノコ!!」と言った後、完全に台詞が飛んでしまった様子。「俺、キノコと、……何採ってくるんやったっけ?……野菜?なんやったっけ??」とかオロオロしだし、亮ちゃんに助けを求めるも、地面に座った状態で爆笑の亮ちゃんにはこっちくんな、的に追い払われ、キノコを連呼するソウスケ。勿論ヨコすばる大爆笑。そこで一人冷静なヒナが、これはあかんと思ったのかフォローに周り、次の台詞を言ってガンガン話を進めていってました。渋谷さんはこの時台詞がないので後ろ向きになってずっと笑ってるだけで済みましたが、ヒナが話を進めると必然的に喋る場面が回ってくる横山氏。笑いながら台詞言うので、グダグダになってました。
そして岩場の上手側にいたリンタロウの背後に、島の戦士淳太&濱ちゃんが様子を窺いにきていて、リンタロウに発見されます。しかしリンタロウのカタコトの訴えでは、お前なにゆうとるか分からんねん、ですまされ、その間に2人はその場から逃げ去ります。ここでリンタロウが必死でメンバーに訴える、という演技は、日に日に勢いづいて、主にトクマにぶつかっていく位の勢いで笑いをとっておりました(笑)

『島の人々〜幻想のユウキ』

ここで島の戦士達って事で大量のJrが登場。特にBADBOYSは漂流者である∞の何十倍も金のかかってそうな衣装でした……何よりも印象が強烈なのが、淳太が背中に虎(?) 一匹分の毛皮を背負っている事!!ご、豪華!!カツンじゃあるまいし!2回目の観劇でよくよく見ると、龍太も熊一匹分の毛皮を背中に背負ってますし、濱ちゃんも背中に鹿の角(と毛皮ちょっと)背負ってますし、うーん金掛かってる。他のメンバーのも煌びやかで豪華!大智のも生地は豪華なんだけど、皆に比べるとすっきりしたイメージ。青基調でめっちゃ似合ってる。よく見たらwebでもネタバラシがあった通り、大智は龍でした。いやまぁ、見た目はヘビ柄っぽいんですけど、色は緑だったし。いやいや脱線はこの辺で、ぞろぞろと列になって上手から出てきた淳太は白いシーツにくるまった人間の子供くらいの物体を持ってます(まぁ中は人形ですけどね)これがもしや遭難して死んだユウキ?生け贄?みたいな儀式みたいな感じで島の住人なJr達が踊るシーン。……Jrファンは楽しかろう、このシーン>相当羨ましい∞担。えーなーえーなー羞恥プレイなしで、楽しいよな、これ。
そして岩場の上にぼんやり浮かぶユウキ。やっぱ死んだって設定なんでしょうね。死んだユウキがシュンジに話しかけるシーン。俺勇敢やったやろ?今までみたいにドラム叩いてな?その音で兄ちゃんの所に帰るから!みたいな感じで花道のシュンジに話しかけ、消えていくユウキ。

『音楽仲間』

いきなり
電気もない筈のこの島にエレキギターの音が響き渡ります。ギターを弾くのは勿論ソウスケ、どこから電気引っ張ってる設定なのか??初見で確実に誰もが疑問に思う所です。せめてアコギにすれば言い訳も出来るのに……。このシーンはトクマが金槌で船の補修をやってる姿が可愛い。世話を焼いてる姿が本当に馴染みますね、ヒナちゃん。コレキヨに自分のギターの演奏はどうかと感想を聞くソウスケ、ギターの音が煩い、そんなの音楽じゃないと駄目だし。ならコレキヨはどんなのがいいんだ?の質問の流れで、アドリブポイントに。主にクラッシックの有名な作曲家の名前を挙げますが、名前を間違えたり忘れたり、つっこみどころ満載。どんな曲がおすすめなのか歌ってみろって展開が13日にはありまして(初期公演はなかったっぽい?)、口で前奏を擬音かするコレキヨ。しっかし「チンチン♪チンチン♪」って感じでメロディより、その言葉でシモ好きの渋谷さん大ウケ。舞台上手の修復中の船の上にはリンタロウ、シュンジ、ケンが乗ってますが、皆笑ってしまい、一応笑うようなキャラじゃない為、笑いを堪えているシュンジ&ケンが可愛い。リンタロウは関係無しに大爆笑。そして歌い出すと相変わらず無駄に上手い、コレキヨ。歌はいいんだけど、やっぱり伴奏は「チンチン♪チンチン♪」で締めくくり、「ええ加減にせぇ!」とトクマにどつかれるコレキヨ。ここはコレキヨのワンマンショーです。笑いを堪えながらつきあってられんわ、と上手に捌けるケン。ソウスケは弾いていたギターの音が半音ずれてると教えて貰ったりする事でテンションが上がり、一緒に音楽をやろう、コレキヨはベースして皆でバンドやろうと言い出す>めちゃくちゃ強引な展開やな。トクマは「俺はつきあってやってもいいけどケンはしらんで?」的な優しい返事。しかしバンドってあなた何するん?マボロシに終わったピアノか現実的な所でタンバリン??>楽器出来ない人の必須アイテム。そうこうしてるとまたトクマは二重人格が発病してどっかに歩き去ってしまい、前もおかしなってたでと残ったメンバーに訝しがられてました。ここでのシュンジ、印象ないなぁ。
19日はコレキヨの好きなクラッシックのアーティストを言うシーンで歌い出す歌は、アーティスト名が「パック」で、曲名が「毛穴?」とか途中から明らかに日本語歌詞に(爆)途中までは合ってるかどうかはともかくとしてそれっぽく歌っていた(笑)歌詞は覚えてないんですけど最初は「サプリ!サプリ!サプリ♪」とか言ってて、途中で祭行こうとか日本語に変わり、最後「〜スッポンポン!!」とかって締め。あのーマルちゃんどーゆー方向に行きたいのか分かりません(笑)しかしまぁ、このコーナー亮ちゃんは好きなのか寝そべって楽しそうにマルを見てるのがカワイイ。そういや19日に見た時、このシーンにはシュンジもリンタロウも居ませんでした。2人がこのシーンいたっての私の勘違いか?>気づくん遅すぎ。
その後、二重人格に悩むヒナちゃんの1シーンがあります。ちょっと喋ってはもがき苦しむかなり危険な香りのする人です。客席も失笑もしくはどん引きモード。取りあえず記憶のないままにどこかに来てしまい、「またや……俺、なにしてんねん!!」とヒナことトクマが自分の中に潜む誰かに怯え激白するシーンなのですが、本当に何をしてるねん、ヒナ。と客の方が言いたいよ、この二重人格設定☆

『勇敢な島の戦士たち〜捕らえられたコレキヨ』

友達になったらしいコレキヨとソウスケ。二人で島を探検し、うろついてると島の戦士である淳太と遭遇。慌てて誤魔化すって設定で変なポーズ取って淳太をやりすごす。一旦止まって山田のその方を見て、気づかない感じで首を傾げる淳太が可愛い。変なポーズでそのままバランスを崩して倒れ、「誰だ!?」と淳太にばれかけるも「にゃー」と猫の鳴き真似をすると「なんだ猫か」と立ち去る
淳太がアホ可愛い!!このシーンの見所はちょっと足りない子キャラの淳太!この一言に尽きます!!なんとかその場をやり過ごした山田はそのままそこから退散しようとしますが、島の住人達の食料(肉と果物)を発見。それを盗んで帰る事に。しかしそれは罠で、食料を抱え込んだ途端に島の戦士達に囲まれ、罪人はとらえろ、という展開に。必死で逃げようとしてソウスケはコレキヨを犠牲にする形で逃げ出す事に成功>単に身体能力の差。「必ず助けに戻るから!」と言い捨てて逃げ出すソウスケ。捕まったコレキヨは島の戦士のリーダー格である桐山に明朝東の海に沈め、人を食う魚のエサにしてやると言われます。コレキヨだけでなく仲間達も全部とらえるという宣言の後、Jrコーナー、結構なメンバーに一言ずつですが台詞あり。一部の子は余程信用がないのか(笑)口パクでしたけど。要約すると、島を俺たちが守る、戦いの為に命を落としても惜しくない。そして島の巫女に俺らの為に祈ってくれ、みたいな事を言って戦い前の儀式というか決起会みたいな感じですかな?Jrの後ろで踊ってるロンダ役の方に申し訳ない気持ちで一杯に>だってここくらいしかまともに出演シーンないよ。
場面は暗転して、上手袖からリンタロウ。海に出たら喋らなくても平気だと思っていた、ただ歌ってればいいと思った。でも何も変われない俺、変わる事のできない俺……みたくちょっと落ち込んで劇中歌、「群青涙」これ、劇中歌なんや(爆)

『救出大作戦』

檻に閉じこめられたコレキヨ。見張りで牢屋前に座り込み眠ってるのは室兄と文ちゃん。かつてはシンメだったのに、今ではすっかり凸凹コンビになってしまいましたね(涙)ソウスケの話を聞いて、リンタロウを除くメンバーでコレキヨの救出にきたメンバーは花道より登場。コレキヨを置いてきたソウスケを非難しながら救出につきあうコウムラは口は悪いが結構良い人?取り敢えず全員で檻の前まで行って、コレキヨを救出するも、勿論島の戦士達に取り囲まれるメンバー達。戦って蹴散らして、色んな方向に逃げ回ります。大体皆がJrと絡みで戦うのですが、コレキヨだけ屁で撃退するって笑い担当。アクロの出来るやっさんは、プチアクロっぽい動きも混ぜたりも>やっぱそーゆーの出来ると映えるね。その混乱の最中、ケンは島の少女、カルラと遭遇し、「ごっつ可愛い!名前なんて言うの?」とナンパ心を忘れません>いいなぁ、このタラシな亮ちゃん。この騒動の中で火事が起こったらしく、小さな島の子供が火事に巻き込まれていて、逃げながらもその子供を助け出すコウムラ。シュンジは逃げまとう中、島の巫女であるロンダと出くわし、「あなたは!やはり!」みたいな何やら二人は知り合い風。シュンジの「父はやはりここに!?」には頷くロンダも、「父は?」の質問に沈痛な面持ちで首を横に振り、どうやらこれでシュンジの父親はこの島に流れ着いたもののすでに亡くなった人らしい。しかしこの島に初めて来た筈のシュンジはなぜこの女性を知ってるのか?一緒に船出した筈のシュンジのアニキはどうなったのか??謎は深まるばかりです。ロンダと話し込んでいたシュンジは島の戦士達に捕まりそうになるけれど、花道へと逃げ出すシュンジを庇うように、島の戦士達に手を広げて、行く手を阻むロンダ。やからシュンジを庇う理由説明せいっちゅーねん。

『ケンと少女の恋』

皆が逃げ去った後の岩場にケンが登場、劇中歌。照明が落ち、ライトが星のようにまばらに散って、いい雰囲気。そして結構良さげな曲です。曲の終盤に現れるカルラ。二人は向かい合い、ケンがカルラを抱きしめてそのまま暗転。ええええ!!展開早いな、ジブン!!キスの事を歌った曲なので勿論それ以上ですよね!亮ちゃん!!そう言えばこのカルラ役の子は、顔はパッとしませんが(失礼)1階観劇の時には気づかなかったんですけど、3階から見るとかなり胸がある子みたいで、もーそっちに思わず目が釘付け>こういう時、自分が女で良かったと心底思う。

『ユウキの墓標〜島人たちとの和解』

なんとか島の住民から逃げ延びたメンバー達。落ち着いたコレキヨはノートパソコンで僕たちがこの島で遭難してる事を世界に送ってるんですって……あの、充電もできないこの島で、ノートのバッテリーがそこまで持つと思わないし、電波も飛ばせないやろし、船がずたずたになって、食料もロクに残ってないような遭難で、ノートが損傷もなく無傷とか、色々設定に無理がありすぎるんですが……これなら前のANOTHERで服を木に結びつけて目印にして救援を求めるとかの方が余程現実的。そこにカルラをつれてケンが現れます。コウムラが「またお前悪い癖……」と言うと、そんなんちゃいますと否定するけど、いや、前のシーンの暗転は明らかに……。まぁカルラはユウキの帽子を持っていて、嵐に浚われたユウキを探して何度も海に潜ってくれたけれど、見つかったのはこれだけだったとシュンジに渡します。シュンジは礼を言って受取り、ユウキはたった一人、世界の海へと航海に出たのだと言い出すシュンジ。世界中の海にメッセージを残していくだろうから、俺はお前のメッセージを聞きに行くと、……まあ、言ってしまえば、お母さんはあのお星様になったのよ的な表現でユウキの死を受け入れようとしますが、
「墓!立てよう!ユウキのお墓を作ろう!航海から帰ってきたユウキが眠りにつける場所!」って叫んで提案するリンタロウ、あのね、真綿でくるんだような言い方で自分自身を納得させようとしているシュンジの横で、速攻、現実つきつけんでエエがな……やっぱり困ったちゃんやんけ。まぁそんなこんなで皆でユウキの墓を作成。ユウキの墓の前に立つシュンジは涙目>いや、別にこのクソ舞台でそんな演出せんでええよ。幽霊のユウキが出てきて、ボクは旅に出るで、バイバイ兄ちゃんとか言ってますが、まぁ棒読みなので感動とはほど遠い。演技レベルは∞もかわんないけどさ(笑)
そんな風に和んでいると、そこに大挙して島の戦士達が。攻め入ってきたのかと思いきや、楽器とか抱えて、太鼓叩きながら、火事の子供をコウムラが助けてくれたから、貴方たちは恩人だ的な急展開。いきなり和解して、酒と食べ物を持ってきてくれ、そのまま宴会に突入。あの、展開が突然すぎて、ほんまに客置いてきぼりもええとこ。まぁ食べ物と酒を受取、宴会を始めるメンバー達。この時、リンタロウの所に食べ物を持って行くのは文ちゃんのお仕事。去年のマジサマの伊藤(涙……)ではありませんが、この時毎公演小ネタを仕込むのがお約束らしく、胸元から何か出して見せたり、小さな紙を渡したりして、リンタロウことすばるがバカウケする時もあれば、気に入らなければその小ネタをぽいっと捨てられてしまいます。適当に捨てられるそれを慌てて回収する文ちゃんが可愛い。私の見た回は5日は小ネタの正体が分からないまでもすばるはウケてて、13日は小さな紙(?)か何かを渡してましたが気に入らなかったらしく素の顔のままぽいっと捨てられてました。渋谷さん難しい。写真(切り抜き?)らしきものでバカウケした回は、それをすばるがヒナやヨコにまで見せて回ってる時もあるそうですが。すばることリンタロウは、最初は舞台の真ん中で酒を受取、飲んで、その後上手にある修復中の船の上に登り、その後また降りてきて、トクマの隣に移動、酔っぱらって二人で寝込むフリが可愛い。13日は足でトクマを羽交い締めにして、一生懸命それから逃げだそうとしているトクマがまた可愛かったです。多分すばるが後半戦は調子に乗ってくるので、この辺のアドリブはエスカレートしそうで楽しみのポイント?そう言えば宴会の時に淳太は「この島の伝統的な衣装です、着てくださいと」
ボロ布を寄せ集めて作った蓑虫仕様の衣装を遭難メンバーに用意してくれるのですが、これ、罰ゲームですか?島の民族衣装、ゆーならあなたが身につけてる獣一匹背負った煌びやかなその衣装はなんなんですか??そんな衣装に差ぁつけんでもええやん。イジメや。大分見栄え違うんですけど……。19日の宴会のシーンでのこの階の文ちゃんの仕込みは、リンタロウに背伸びして何か耳打ち。最初よく聞こえなかったのか、「え?」って感じのジェスチャーをリンタロウがとると、もっかい耳打ち。何を言ったのかしらないけど、すばるはウケて、文ちゃんに笑顔&握手。すっかり気をよくした風の文ちゃんはその後天野と肩を組んでいつも通りに踊ってました。リンタロウとトクマが酔っぱらって倒れるシーンでは、トクマの上に重なる形で仰向けに大の字で寝てるリンタロウに、コウムラが胸を触り、飛び起きるすばる(笑)後半はこのパターンが多いみたいです。


『シュンジの父の秘密』

そして宴会が終わって静かになったユウキの墓の前で「オヤジが好きやった曲や」の前振りの後、大倉の劇中歌、「サムライブルース」。そうですか、島の男だったアナタが劇中歌歌う程に成長しましたか……エラなったな、大倉。まぁ私は所詮大倉ファンなので、大倉のソロ聞けて嬉しかったんですけどね(笑)でも落ち着かな〜い。曲の中盤で上手からこっそりと現れるケン。途中でハモるかと思いきや、歌に混じってきたのはケンではなくカルラ。何故島の住人である彼女がこの曲を知ってる??って空気になって、立ち去るカルラ。その後ろを一瞬追いかけて立ち止まるシュンジに「可愛いやん、あの子」とケン。あの子はやめとけと言うシュンジに関係ないやん(如何にも)と返す、ケン。なんかここ、ケンとシュンジのシーンみたいですね。シュンジが航海に出た理由は、シュンジが5歳の時に、オヤジとアニキが航海に出て遭難したのを探しにきたのだと。でももういいというシュンジに、カルラが歌を知ってるのはお前のオヤジに教わったからちゃうんか?なんか分かるんちゃうか?と言うケン。真実を知る事に素直にならないシュンジに、ケンがお前の背中にある変な痣(ユウキの背中にもあったらしい)、あの子の背中にもあったぞ!とめっちゃ問題発言。あのー錦戸さん、それ、どこで見たんですか??やはりあの暗転の後?めっちゃ手ぇ早いんですけど(爆)と、初見でときめいてしまったわ(笑)そう言われてもケンに反発するシュンジ。立ち去るケンの代わりにコウムラが「ほんまにいいんか?真実知らんでも?」とシュンジを説得しに登場>だからあなた何ポジ。それでも良いんです、と頑なに突っぱねるシュンジに一人でもう全部背負い込まなくてええねんで、と妙に優しいコウムラ。まぁそれはどうでも良いんですけど、シュンジのおとんとシュンジに痣があるのは良しとしましょう。カルラの背中に痣があるのもまぁ父親繋がり的には間違ってない訳ですわな。しかしシュンジが5歳の時に失踪した父親、父親違いのユウキの背中にも痣ってそれ痣は父親遺伝ちゃうやん、別に。ものごっつ矛盾してませんか??

『若者たちの対立』

船を直し、食料も確保できたから、この島から脱出できそうだとテンションの上がっているメンバー達。一人出航を渋るのはケン。一刻も早く島を出て行きたい他のメンバー達と対立します。大体問題抱えてこの島にきて、自分が抱えた問題皆なんにも解決してないんちゃうんか、と至極尤もな意見をいうケン。まぁ一番引っかかってるのはシュンジとカルラの事な訳ですが、当事者のシュンジが素直になれないのでケンが矢面に立ってる状態?この島には何にもないように見えて、何でもあるんちゃうんか!!と怒鳴るケン。そしてどっちに荷担するとかじゃなく多分あんまし何も考えずに「良い島に流れ着いた」とかリンタロウが言うものだから対立は益々深まります。そんな中、仲裁役に回っていたトクマの二重人格登場!!まぁなんせ一番の破壊力ですな(爆)航海のメンバーの欠点を次々と良い連ねるトクマに黙り込むメンバー。まぁ取り憑かれたトクマにどん引きのメンバーの中、ごく普通に対応するコウムラ。おかしくなったトクマが捌けて、みんな捌けて、舞台上に取り残されるリンタロウ。わざと黙ってるんじゃなくて、昔から言葉が上手く出ないだけなのだと独白。一応トクマの指摘で皆が己の抱えた問題にもう一度改めて向かいあうって展開なんかなぁ。
最終的に残ったコウムラが気に入らない奴らを今まで何度も海に連れ出して根性たたき直してきたが、こんな日に日に成長していく奴らは初めてや、たくましくなりやがって、と独白。ええって計画遭難って事ですが?コウムラヨットスクールですか?←ネタが古すぎてすみません。

『トクマの闘い』

暗闇で苦しむトクマ。自分の中のもう一人の人格に完全に気づき、出て行ってくれと悶え苦しむ。ま、悪霊払いでなかなか霊が出ていなくて悶え苦しんでいる状態と思って頂ければ。バッタみたいに飛んで跳ねて倒れ込んで、ヒナちゃん忙しいです。でもオーバーアクション過ぎて熱演過ぎて、やはり客席はどん引きもしくは失笑モードにならざるをえません。もう一つの人格を追い出そうと苦しむトクマに、それもお前なのだから受け入れて一つになれというコウムラ。お前だけじゃない、皆もう一つの自分と戦ってるんだと告げます。結局悶え苦しむトクマを見てるだけで暗転。ええっとこれ問題解決したんですか?

『再びの航海』

シュウジが「明日船を出そう」と全ての事実が判明したからと心配していたケンに報告。この島に遭難した父親はもう日本に帰れないと絶望し、この島の女性と一緒になって、カルラが生まれたのだと。えー日本簡単に帰れそうなんやけど。プチ遭難で辿り着く島やし。偶然、偶然って……(失笑)そしてまぁシュンジの問題解決待ちだったらしいケンがよし帰ろうかと言ったんで、船は出航する運びに。シュンジに
「俺あの子とはちゅーもしてへんで」と見え透いた嘘をつくケン、が多分基本パターン。13日は「キスしかしてないで」でしたが、回によっては「Bまでしかしてへん」とか「1回しかしてへん」パターンもあるそうです。つーか1回はしとるやろ、確実に。私の入る回はいっつもケンは「あの子はちゅーしかしてへんで」パターンなんだな。19日もこれ。たまには別の聞きたかった……。そして島の民族衣装(罰ゲーム)を身につけたメンバーは船に乗り込み、かかるBGMは……あれ?これサマーストームのテーマソングじゃ??「すまんかった!」とか「兄さんの夢、は俺、の夢」とか号泣でサルみたいにくしゃくしゃな渋谷さんとか、あれぇぇぇ??つーか他の舞台のメインテーマでEDってどれだけ手抜きやねん!!そんな訳で語り台詞は当のサマーストームで主役でした渋谷さん語った後、歌い出しましたよ!勿論ソロで!!ええっとトオル(@サマスト)!!トオル出てこい(爆)!!出てきて車椅子から立ち上がって(笑)!!
良い島に流れ着いて、ここが俺たちのふるさとになったとか言い出すリンタロウ。今克典(@サマスト)が憑依してるんですよね(笑)「ケン、仕事が嫌いでオンナが好きで何もしなかったケン、変なヤツ。でもこの旅で少しは成長したな」ってリンタロウ
どんだけ程上から目線やねん(笑)!!!勿論ケンも半分笑いながら「お前に言われたら終わりやわ」(如何にも)と返してましたが。そしてやはりコウムラが「お前ら成長したな」と上から目線。最後は島の住人に見送られるという形でJrに一人一人名前を呼ばれ、返事する漂流メンバー達。ここでもコレキヨはオチ担当で「一条さん!」「二条です」と答え、場内の笑いを誘ってました。この部分を担当するオイシイJrはやはり大智でした(笑)そして島の住人に見送られ、また来てね、と言われ、また絶対くるからと約束するシュンジ。でもEDがなんでサマーストームやねーん!!!

『船上のコンサート』

そして俺ら日本帰るって言っても密航者みたいなもんやからな、とか喋って、ここからが船上のコンサートって事になるんですか?蓑虫衣装を脱ぎ捨て、いつのまにか姿を消していた大倉がドラムと共に登場するとこの舞台のテーマソング『プロペラ』を熱唱。でもこんな沢山のお客さんが俺らの事待ってくれてるで的な前置きでこれが終わると、そのままショータイムに雪崩れ込み。Jr達は花道とか通路に降りてたんこの時やったかな?花道で文ちゃんと室くんがめっちゃ仲良しさんだったのが印象的です。

<ショータイム>

○Do you agree?


バックなしで、エイトのみ。ドラムで後ろに下がってしまっている大倉に結構客席にケツ向けてまでメンバーが構ってくれてたのが可愛かった。しかしまぁ感想を述べろと言ってももうこの曲何年聞かされてると思ってるねん(笑)特別な事でもせんかぎり感想もありません。

○Dive

引き続きノリがよくて盛り上げときましょう的な曲ではありますが、別に∞が踊ってくれる曲でもないので、普通にファンサービスとかしてるのを眺めてるだけの曲。あんまし覚えてないなぁ。終わったらまた座ってーと言われ、MC。ほんまにこの構成どうかと思うよ!!やりにくいわ!!

<MC>(*MCレポ参照)

○サムライブルース

劇中で大倉が歌ってましたが、エイトの新曲で、オドロキの大倉始まりの上、センター位置まで陣取る下克上ぶり。……エラなったなぁ!!大倉!ANOTHERの時からセンターでしたって位堂々として(笑)なんせ図体がデカイからごっつインパクト大!!まぁ最初にあんまし衝撃だったんで記憶が飛んでましたが、ヨコヒナ以外は皆ソロパートもあり、特に2番に入るとかなり長いすばるのソロパートもあったんですけどね。やはり1番で初っぱないきなりセンターで大倉ソロってのが大きくて、全体として大倉中心のイメージが。もう一つのANOTHERってのは島の男1の下克上話だったのかって納得しそうな位。曲自体は好きですけどねー。これで2幕は終わり。後はおざなりのカーテンコールがある位です。

それにしても本当に日記でも書きましたけど、二回目には慣れましたけど、支離滅裂奇天烈なジャニ舞台は散々見慣れてる自信ありましたけど、こんなひどい舞台には初めて出会いました。松竹座で培ってきたものを全てぶちこわして、先へ進むというのなら間違ってないかと思いますが、こんなのを毎年アホみたいに回数通っていたと思われたくないー。ここまで酷いのは今年が初めてなので、誤解なきよう。ま、ショータイムは楽しかったんですけどね。しかし問題を抱えて遭難したメンバー達、問題解決したか??せいぜいシュンジくらい??そして私はシュンジのアニキがどうなったのか気になります。オヤジと二人で島に流れ着いて、オヤジは死んだけどアニキは?ロンダは何でシュンジ知ってんねん?で、大胆仮説。
ロンダが実はシュンジの兄ちゃんとか??姉貴だったら姉貴がロンダで全て謎は解決するねんけどなー。兄ちゃんがオンナの格好して巫女やってるとかはないですよね、やっぱ>当たり前だ。



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