2002年8月4日〜25日 大阪松竹座 第1幕 詳細レポ |
第一幕 OP 前奏と共に花道にヒナが現れ「また8月がやってきた。あれは二年前の…」とナレーション開始。舞台上には福原その他(決して彼が特別扱いではなく、単に他の関ジュの名前を知らないだけ)が水色の衣装で登場。左右通路にも同衣装の関ジュが各4,5人ずつくらい配置されており、通路横の席は至近距離すぎて目のやり場に困ります。ヒナが「想い出の仲間を紹介します」と亮ちゃん(リョウ)→内くん(ヒロ)→安さん(ヤス)→浜中くん(イチ)→丸さん(マル)→ヨコ(ユウ)の順でメンバー紹介。(カッコ内は役名…とは言え実名そのまま。ちなみにヒナはシンゴ)ミュージカルと言えどもそこはジャニ舞台、全員ものすごく見覚えのある衣装。中でも印象に残っているのは内くんのゼブラスーツ、浜安丸のトランプ柄モノトーン(VWがよく着てるヤツ)。7人で間奏をはさみ舞台中央でダンス、すると後ろのJr達がさっと引いてそこにすばるが!一応本編ではヒナが主役っぽいのですが、演出的には完全にすばる中心。おそらく彼のみ生歌。後ろに福原伊藤?を引き連れたすばるが歌い続けている間に他7人は下がってスクリーンの裏に。ミュージカルの始まりです。 sceane1 物語は荒れ狂う海の上、クルーザーに乗った7人が慌てふためくところから。船らしきもので彼らが騒いでいる下ではさっきと同じ水色の衣装を着たJrと女性ダンサーが踊って波を表現。少々想像力を働かさないと状況が伝わりにくい場面のため、初日から回を重ねるごとに説明セリフが増えていきます。最初は「怖い」「俺につかまれ」としか言ってなかったのが、いきなり「嵐や!」から始まりだし「クルーザーがめっちゃ揺れてる」だの「ゴムボートは?」だの白々しいセリフ満載。その中で一人小学校の運動会のような紅白のキャップ帽をかぶったユウが「もうアカン…」と船から落ちます。嵐の中、全員甲板に出てたらそりゃ吹き飛ばされもするだろうよ。波役?のJr他女性ダンサーに背中を支えられ海に呑まれるヨコ、しかしアクロのできない人間が背中を支えられているとは言え後ろ向きに落ちるのはさぞかし恐ろしいことでしょう。同年代設定シンゴとヒロが「ユウ!」他年下組が「ユウさーん!」と叫んで場面転換。ダンサー陣(含Jr)がものすごい勢いで舞台を下り、左右通路花道の3ルートで駆け抜けます。 sceane2 夜明け前、島に流れ着いた6人は木の枝を組み合わせて作ったユウの墓を囲んで嘆く。どうやらこの墓を作ったのはヒロらしく(結構器用&元気だな…)、「まだ死んだと決めつけるのは早い」と言い出したリョウを筆頭にマルヤスイチが探しに行こうとするが、夜が明けてからとシンゴに言われて思いとどまる。この時「無駄なことすんなや」と水を差すヒロにシンゴ「確かにすごい嵐やった。クルーザーは木っ端微塵。ゴムボートかってもう使いもんにならへん」と誰に向かってか(客に向かってか…)説明してくれます。ここはどこか、と言う話になって無人島ではないかと何の根拠もなく決めつけるヒロ。「誰もおらん島で生きてるなんて思わんよな…」と呟きながら立ち上がったリョウが歌い出す。 リョウ♪「あいつが死んだ朝 夜明けはいつものように」 ヒロ♪「あいつが死んだ朝…」 実はこの時までANOTHERがミュージカルだと言うことを知らなかった私はかなりびっくりしました。メインボーカルはこの二人で、亮ちゃんが低音パート内くんが高音パートを担当。 リョウ・ヒロ♪「〜だけどあいつのいない夜明け」 ここで岩場からよろよろとユウが登場。大丈夫だったのかと問われ、ユウ「当たり前や、この横山裕様が死ぬわけないやろ」あ、やっぱ本名(でもないが)そのままの役名でしたか。ってことは今皆が呼び合ってるのはあだ名ってことか。「歌声が聞こえた」と言うユウに「俺の歌が呼んだんや!」とリョウ。あんな死んだ死んだと連呼する歌聞いて、よくユウも出てくる気になったな…。皆が無事を喜んだ途端、崩れ落ちるユウ。「大丈夫か!?」すっと立ち上がって「びびった?」(客席笑)さすが数々の舞台経験積んでるだけあって間がいい。これを皮切りに、客席の笑いのツボは完全にヨコの手中に。自分の墓を発見して騒ぎ出す下りもヤス「気がつくと(ユウの)帽子だけが手元にあって」シンゴ「だからてっきり、なぁ?」ヒロ「ユウは死んでしまった、と」とテンポよく話が流れ最後はリョウ「だから早とちりっすよ、は・や・と・ち・り」なんとか収まったユウ「それでこれが俺の墓?」シンゴ「しょぼくてごめんな」ユウ「いや…俺愛されてんねんな。お前らええ仲間やん」そこですかさずイチ「え、今頃気づいたん」(棒読み)ユウ「すみませんでした」 一瞬明るい雰囲気になったものの、「こんな早とちり、お母さんらもしてるんやろな」とリョウが言い出し、一同沈痛な面もちに。気にするな、と言うシンゴにユウ「そらお前は心配してくれる人おらんからええよな」と逆鱗に触れ殴られる。悪かった、と謝るユウにシンゴ「こんなことしとる場合やないな」と話題転換。 これからどうする、と言う話にシンゴが「生きようや。助けが来るか自力で脱出できるまでここでがんばろう」と皆を勇気づける。唐突にマル岩の上に上り、「戦いやな。生きるための戦いや」…別に流れから考えたらそんな不自然なセリフでもないんですが、どうも関ジュで一二を争う間の悪い男丸山隆平が口にすると「は?」って気分になってしまうのは何故でしょう。 ここで音楽が流れ、歌無し7人のダンスのみで場面転換。 sceane3 ある意味今回の舞台の見せ所の一つ、右袖からヤスイチ葉っぱ隊が登場。ダンス用の黒サポーターの上に葉っぱを巻き付け、ヤスはまだ上に白タンクトップ(と言うよりランニング)を着ているものの、イチは上半身まっぱの勇気!若いってすばらしい…。 ヤシの木?に洗濯物を干していたマルには「ええなぁ」と言われるも、シンゴに「履き心地はどうや」と聞かれて、基本形はヤス「なんかスースーする」イチ「チクチクする」の答え。イチは「どこがや?」と聞かれ「ここが!」と自分の股間を指差す。(見事…)この辺りのくだりは毎回東ジュなら絶対やらない下ネタ満載です。更に左袖から合流したヒロが加わって、もうひといじり。まじまじと葉っぱ隊を見るヒロに「似合ってるやろ?」と感想を求め、「ぶっさいくやなぁ」の言葉を引き出すヤス。…どうしてそんな捨て身キャラ(泣)。確かに髪の毛チョンチョンで似合わない眼鏡をかけた安っさんはここしばらくの中で一番イケてませんが…。 イチが「喉乾いた」とヤスに言いだし、同じくマルがシンゴに「俺も喉乾いたー」とくっついていっては「かわいないねん」と叩かれる。と、いきなり「みんな静かに!」とシンゴが耳をすませて飛行機が通ったのを確認。助けを求めるために目立つ洗濯物を用意する各自に突っ込む。マル(黄色に白柄)「地味や」ヤス(黄地に黒柄)「中途半端!顔といっしょや」イチ(縁取りピンクのカラフルJr衣装)「これや!」と頭なでなで。どこか目立つ高い場所に、と見回すとヒロが「あの木の上なんかどうや」と提案。「お前はええこと言うなぁ」と頷いたシンゴがイチ達に洗濯物を干させてる時に花道から「おーい、おーい」とリョウが駆け寄ってくる。ヤシの実みたいな器を持って、シンゴに「飲め」と強制。確か亮ちゃんの役柄は「繊細でネガティブな」少年のはずですが、実際舞台を見ている限りとてもそんな一面はうかがえません(笑) 「水や!」と叫んだシンゴを皮切りに各自その水を回し飲みしてリアクションを競います。ヤスは近寄っただけで「うわっ、ぶさいくや!」と言われながら水を飲んで「おいしい」と笑顔。すかさずシンゴ・リョウ・ヒロの三人が「やっぱりぶさいくや」と顔を背けます。「この水どうしたんや?」と訪ねるシンゴに洞窟の奥で流れてるのを見つけた、とリョウが説明。その隣ではマルが花道まで出て「おーいしーい!」(ぐるナイ岡村風に)と雄叫びを上げる。(一応客席拍手)その後「俺も」と手にしたヒロ、普通に飲むだけでノーリアクション。…おまえ、関ジュじゃねぇ。 そこで偵察から戻ってきたユウが右袖から登場。「おーい、おーい」とリョウと同じ呼びかけで現れ、舞台左手の6人を無視して客席に向かって「おーい!」当然後ろからシンゴが「何処見て言うとんねん」と突っ込む。…この吉本新喜劇的テンポは我々関西人をとても安心させてくれる不思議な力があるのです。 「食い物取ってきた」とユウが床に包みを放り出し、ヒロ以外はそれに群がる。木の実が固いとヤスが文句を言っている時にリョウ「バナナや!」どうやら今回の錦戸氏のキーワードはバナナのようで、この後も延々バナナネタは引っ張ります。「俺めっちゃ好きやねん」と嬉々として食べようとするリョウ、皮がむけず「むいて」とユウに差し出すかわいらしさは計算なのか…?まぁ普通よりだいぶ小さいサイズのバナナなので本当にむきにくいのかもしれません。バナナを貪る面々を見ながらユウ「これで食料は大丈夫や」と満足げに腕組み。シンゴにバナナを投げて貰ったヒロは「お前はホンマに脳天気なヤツやな」と反論。そのバナナをユウに投げて「地球の7割は海で陸地はたったの3割や。なのにまだこんな無人島がある。助けなんて来るわけない」と、筋の通っていない説明を始める。ヒロの発言は毎度全く理屈が成り立ってないのですが、あえて周りにそれを指摘する人はいないようです。その上尻馬に乗るかのようにリョウが「ヒロの言う通りや。この島は地図にも載ってへんと思う」(これも全く根拠なし) また暗い雰囲気になりかけたところでマルがユウの取ってきた木の実を「煮るか焼くかしたら食えそう」と言い、そこから火をおこそうと言う話に。木の枝や葉っぱなど燃えそうな物を集め、「誰か、ライターかマッチ!」と言ったところで沈黙。それをうち破ったのもマルで、ヤスの眼鏡を奪って「太陽の光を集めよう」と発案。うまく火がおこって放り出される眼鏡を毎回見事にキャッチする安っさん。(さすがJ2000メンバー) 「これで料理もできる」と喜んだヤスに、イチ「海に入って魚を取ろう!」マル「森に入って銛を作ろう!」…客席失笑。マルのせいだけでなく、このダジャレの意味が通じにくいせいもあると思います、と一応フォロー。 まだぶつぶつ言ってるヒロ「二、三日で家に帰れたらいいけどな」それを聞いたシンゴ「じゃあここに家を作ろう!」 オー、マイハウスッ!ってなわけでユウ「はーい、現場監督はこの俺、横山裕さまだ」と各自に指示を与え出す。ユウ「イチは屋根になる葉っぱ集めて来い」イチ「屋根もチクチクするん?」…どこまでも使う気だな、このネタ。葉っぱしか持たないイチとは対照的に二本の丸太を抱えるのは背高組マルヒロ♪「コミカルな気分じゃもうすぐ俺らはのたれ死に」十分コミカルでポップな曲調です。リョウも丸太を抱え、ユウの腹を攻撃する振り(…か?)をしてました。 日も暮れて、舞台右端でシンゴ・イチの会話。シンゴ「昔々の人もこうやって暮らしててんで」イチ「昔々っていつ?」(ちょっとキレ気味口調。理由は右の通り)シンゴ「…昔は昔や。とにかく皆仲良うせなあかん」と、強引に話を締めた時、二人の足下にしゃがんでいたリョウが木の実が苦いと文句。それを受け取ったイチ、しばらく口の中に入れて「これ噛んでたら甘くなってきた」それを聞いたリョウ、もう一度口の中に入れて「ホンマや、甘い!」と満面の笑み。…かわいい。もっと取ってくると立ち上がった二人に「ついでにバナナも取ってきて」と声をかけるシンゴ。(リョウから返事ありの時と無視の場合と半々)その姿を見送って、シンゴ「みんな、楽しそうにがんばってる。…いや、そう見せてるだけやろうけど」 照明を落としたまま、舞台中央で火を囲む7人。暗い雰囲気を振り払おうと、必死で皆を元気づけようとするシンゴとユウ。しかし「あれから三日経ったけど…今日も晴れてよかったなぁ」と声をかけてきたシンゴに「海苔がいっぱいついたおにぎりが食べたい」とリョウが吐き捨てたのをきっかけに、年下5人の不満が爆発する。口々に勝手なことを言い出す面々にシンゴが「ええかげんにせぇ!」とキレ、ユウが宥めるも5人は「もういやや」と走ってその場を逃げ出す。 sceane4 岩場の影に集まった5人、ヒロ「もうあいつらにはだまされへん」リョウ「地図にも載ってない島に助けなんか来ない」ヤス?「このままやったら死んでしまう」と、とりあえず上二人に対する反発のみで一致団結する。ちょっとピンクい照明の元、曲スタート。 ヒロ♪「どこまで歩けば…」 気づけば亮ちゃんはさりげなくフェイドアウトしてるので、一応内くんがメインボーカル。たぶん「never give up」とか歌ってると思うのですが、無人島での共同生活を放り出した時点で君たちすでにギブアップ。そのダンスを岩陰から見ていたユウが曲終わりに「帰りたかったら帰れ!」と怒鳴りつけ、4人の前に出てきます。 「勝手にせぇ!皆自由なんや。そんなに帰りたかったら海があるから渡ればええ。どうにでもしたらええんや!」とヤスに殴りかかるユウ、「人生には待たなあかん時がある、それが今や」とイチを説き伏せようとするが、マルに「ユウさんやり過ぎや」と止められ更に逆上。「そう言うお前はどうなんや!」と突き飛ばし、結果マル・ヤス・イチは再度散り散りに駆け出す。そのユウに後ろからヒロ「お前は大阪に帰りたないんか!」その声に舞台左端にいたユウがゆっくりと右端のヒロに近づき、殴りつける。すぐさま殴り返したヒロも、他三人と同じく走り去る。 sceane5 海辺の岩の上に一人佇むリョウ「お母さん、僕めっちゃ帰りたいねん」と呟いた後、「友達同士で船に乗るなんて危ないって言われたのに…」と再び設定説明。「この海を渡れば京都に帰れる」と、皆が大阪と騒いでる中、一人京都人だったことを告白。そこで突然降ってきた雪?に岩から立ち上がり、「故郷の雪。お母さんといっしょに見た鞍馬の雪…」と、舞台中央へ。おそらく海の中?ちなみにこの場面ではスモーク焚きまくりで、最前の人は目が痛いのではないかと心配になるくらい。「寒い…」と呟きながらセリが下がり、リョウの姿が消えていく…と、激しい効果音と共に天井からヤリが!もとい、花が降ってきます。最前の人はスモークで視界が曇っているところに目の前でヤ…花が舞台上に刺さる恐怖を味わったはずです。突き刺さった白い花の向こうには、横たわって再びセリ上がったリョウ。以上、観客はこれだけの状況でリョウが死んだと理解しなければなりません。ジャニ舞台に慣れた者でも、リョウが死んだのはわかっても、その理由までは知るよしもなし。一般に言われている島での生活の不安と将来を悲観して自殺したと言う理由にたどり着くには、理解力ではなくかなりの想像力が要されます。 「リョウ!」と駆け寄った6人、ヒロ「俺たちがリョウを殺したんだ!」のセリフでようやくリョウは死んだのだと確認。「違う!お前らのせいやない!」と、自分を責める4人に向かってシンゴが叫び、ユウと二人前に出て前述の花を摘んでリョウの胸に抱かせる。他4人でリョウを持ち上げ、舞台後方カーテンの向こうへ運ぶ。その姿が消えたか消えないかくらいでなんとヒナのソロ! シンゴ♪「どうして泣いているのだろう」 ソロパートが終わるとカーテンの向こうから戻ってきた4人のうち、ヒロがソロダンスを披露。残り三人は花を摘み、交代でヒロが花を摘みに前に出ている間に踊り出す。その間に今度は横がソロパートを歌い出す! ユウ♪「空から降る汚れた雨…」 前に左からユウ・ヒロ・シンゴ、後ろはマル・イチ・ヤスと二手に分かれて、前方は歌、後方は白い花片手にダンス。 sceane6 夜の岩場で嘆き続けるシンゴ。そこに「男って心で泣くもの」とエコーの聞いた声が響き、顔を上げると岩陰にピンクのワンピースを着た女の子が!「あなたは…っ?」驚いてシンゴが立ち上がった時にはもうその姿は消えていた。幻を見たかと自分を疑うシンゴだが、彼女がお守りだと言った首飾りが残っていた。「男って心で泣くもの…そんなこと、できるかっ」叫んだシンゴの後ろに現れたのはリョウの亡霊だった。と言っても舞台上に現れたのはダミーで(この辺もSHOCK風。向こうは萩原だったが、こっちは…誰?とりあえず関ジュ)べったりドーラン塗られて目を閉じたままいなきゃいけないのが哀れを誘う。「僕はこの島に耐えられなかった」と亮ちゃんの声が流れ、ここで朧気に自殺だったと想像がつきます。「南の空に光るシリウス。その隣の小さな星が僕だよ」とメルヒェンな発言を残し消えた偽リョウ、直後本物が花道に登場。おそらく亮ちゃんが舞台中一番よく花道に現れます。 「リョウ!」と叫んで倒れたシンゴ、探しに来たユウとヒロに助け起こされ「リョウの夢を見ていた」と言うとユウに「弟みたいにかわいがってたリョウを亡くして一番辛かったんはお前やな」と慰められます。…これまでの件を見ていると、シンゴがどう思っていたかはともかく、少なくともリョウの方は自分が弟分とは思っていなかったように見受けられましたが。 「ここどこやろ…」「薄気味悪いとこやで」と言った会話の後、照明が変わり音楽が流れ、シンゴ達の後ろに墓地が現れる。真ん中には等身大(以上)の巨大な墓があり、そこに「錦戸亮」の名前が浮かび上がり客席爆笑。(無理もない…)「リョウ!?」「リョウの墓や!」と三人が動揺していると、花道にライトが。「ここはお前達のいる場所じゃない」無理矢理低めた苦しい声で、待ちに待ってたすばるが登場!踝まである白いマントを羽織って金に近い茶髪+つけ毛、目の下には赤い隈取りを入れ(デビルマンのような、って例えは通じますか?)異国情緒?満載の衣装。「その首飾りを置いていけ」と言われてちゃっかり首にかけていたシンゴが首飾りを握りしめると、墓場の影からさっきの女の子ともう一人年配の女性が。更に左右から島の住人らしき関ジュ&女性ダンサーが現れ三人に詰め寄り、すばるは舞台中央へ移動。墓の並ぶ岩場へ上り、前述の巨大な墓に足をかけたすばる「今すぐこの島を、」三人を見下ろしビシっと指を指して「出ていけっ!」おどろおどろしい音楽が流れ、じわじわ近寄ってくる左右の島の住人たち。(福原・三宅・大倉・伊藤他…もいたんだろうな) ここで緞帳が降りて、ようやく一幕終了です。 第2幕へ→ |
ANOTHER主題歌「旅立ち」 基本的に福原大倉シンメでした。役名まであるくせに三宅は通路にいたような。 初日にはほとんどの客が「浜中?誰それ?」と思った大抜擢。かく言う私もそうでした。今は…?ふっ、千秋楽帰りジャニショに寄って浜中写真探しましたよ。見事売り切れでしたが。(皆考えることはいっしょ) 16日に行った時は曲に合わせて客席から手拍子が起こっていて、以後楽までずっと続いてました。 16日MCにてヒナが暴露、この場面でヨコのチャックが全開だったそうです。本人曰く「ある意味本当に漂流していたわけですよ」前楽でも開きっぱなしだったようで、ヒナはもう閉まらないものと思って諦めたそうです。 ヒナの演技はとにかく両手を使ってボディランゲージ風に物事を伝えようとするので、冷静な目で見たら結構間抜けです。 「死んだと決めつけるのは早い」と言ったわりには率先してこんな歌を歌い出す亮ちゃん。本歌はフォーリーブスの曲だそうです。 そう言えば衣装は皆一枚っきりなのに横だけ昼夜違うのを着てました。内くんは二幕にてTシャツだけ着替え。他は皆着たきりでした。ちなみに横→緑地に数字75のロゴ入りタンクトップor赤白青のボーダーに白の革パン裾まくり上げ、ヒナ→グレーのノースリパーカーにジャージ、亮ちゃん→白タンクトップに短パン、内くん→赤系チェックのTシャツにGパン、安っさん→マルチカラーボーダーTシャツにベージュの短パン、マル→オレンジのTシャツにグレーの短パン。 その前に笑いすぎると役に戻ってこれず、暗いセリフが言えない事態に。特に亮ちゃん内くんが弱いようでした。内くんに至っては客に尻を向けて顔を隠すものの、肩が震えているのがものすごく目立つ体型なので、その効果なし。 私が見た回のアドリブでは ヤス「ぶらーんぶらんする」「モサモサする」 イチ「ここがや!」の後ヒガシ風に(失礼千万)踵を上げて股間を指差す。 他イチが林でヤスがジャングルってのもありました。後から出てきた横が「俺密林♪」って…どうしてこんな下ネタレポばかり報告する羽目に(泣笑)。 14日〜17日の間に見た数回ではヒナが内くんのほっぺにちゅう!内くんは固まった後Tシャツで頬をぬぐってました(笑) これも数パターン拝見。 14日「おーい、おーい、…おーい言うとるやろ、コラァ!」 24日「おーい、おーい…村上、聞ぃとんのか」 楽日では水ではなくパインジュースを用意。(楽日小道具変更その@)ヤシの実の間からストローが見えてたのでパック入りジュースと思われます。しかも発見したくだりは水の時と同じまま「洞窟の中にパインジュースが流れていた」説明する亮ちゃんも聞くヒナも満面の笑み。 楽日小道具変更そのAミニから通常サイズのバナナに変わり、皆さん口をもぐもぐさせたままセリフを言ってました。 24日二部では横がバナナを食べてしまい、ヒナに叱られてました。楽日でも同じ事をして、その時は俯いて手をかける反省ポーズ。 他、ヨコがこのバナナを「イチサイズ」とからかうと浜中「そんなもんやない」と大胆発言。 バナナキャッチをしょっちゅうヨコが失敗するので客席で笑いが起こり、内くんのセリフが聞こえないこともしばしば。「話を聞け!」とアドリブかました内くんはステキでしたが、そう言う彼もたまに落としてました。 日に日に乱暴な扱いになる眼鏡、中日前くらいにとうとう壊れたようで、14日行ったら黒縁→赤細フレームに変わってました。 ←おかげで楽日にはヨコに「この無人島でマルをおもしろくしよう!」と提案される始末。 タイトル不明♪「家を作ろう」と繰り返すのでそのままか?本歌はSMAP慎吾ちゃんソロより。 昔がいつかと聞かれて年号を答えようとするヒナ、「縄文、飛鳥、平安、…昭和」などめちゃくちゃな回答しかできず、公演が進むに連れ浜中くんの態度が硬化。 木の実のシーンではヒナと亮ちゃんが至近距離で喋るので、互いの唾が飛ぶこともしばしば。 楽日では亮ちゃんが木の実を舞台上に落としてしまい、立ち位置と違う場所で拾い集めてました。 床に木の実?を投げつける亮ちゃんの仕草は本当にとても「繊細でネガティブな少年」には見えない。 本歌はトニセンでしょうか?どっかで聞いたことのあるような…。カーレースのイメージソングとかに使われそうなスピード感のある曲です。惜しむらくは、それに見合うダンスができたのが安っさん一人だったことでしょう。 この喧嘩シーンの後、内くんが足を痛めたそうで(7日)以後彼一人喧嘩には加わらず傍観者。楽前には多少参加できてました。 24日二部、楽日ではこの場面亮ちゃん本当に泣いてました。一瞬スモークが目に入った?と疑った私をお許し下さい。 SHOCKではお馴染みの効果。リサイクルは結構ですが、会場の大きさを考えていただかないと心臓に悪いです。 タイトル「レクイエム」らしいです。そのままやん…。 ショータイムで歌わせてもらえない二人の貴重な歌声が聞けます。 非常に(もしくは非情に)申し訳ないのですが、この辺物語の私的少々中だるみポイントでして、一日二公演みた日にはどうしても意識が遠のき、あまり詳しくレポることができません。亮ちゃんのダミーは菊岡くんだとか小耳に挟んだような気もしますが、何分意識朦朧の上、左記の通りドーラン厚塗りマント被っての出番でしたので、判別不能でした。 ←このセリフも曖昧。だいたいこういうニュアンスのことを言っていたと思って下さい。 日が経つにつれリピーターの客が増えるため、さすがに後半はさほど笑いも起こりませんでした。 初見のあやの感想「すばる、最後に出てきて全部持っていったな」全くその通り。 |