Hey!Say!DREAM BOY

2005年4月27日〜2005年5月15日 

梅田芸術劇場 大ホール




第二幕


第九景 逃亡

亀ちゃんを探して、TTUNと、大倉&丸が走り回ってるシーン。2階だての台が出てきて、すばるが息を引き取る前に、ユウタに心臓を移植してくれと遺言を残した事、ユウタが病院を抜け出して、亀の無実を証明する為に走り回り、本当の事を言わないまま死ねないと叫んでたり、それなりに忙しいです。丸も大倉も走り回るのが多い役だけに、今回の舞台めっちゃハードだったと言ってました(@聞くジャニ)ここでは絆ROCKバージョンが…絆ってアレンジするタイプの曲じゃないよなぁと、特にロックバージョンを聞くと思ってしまうのは私だけでしょうか?ABCが嘘っこバンドを演じ、ホント歌って踊って演技してアクロして、バンドまでさせられてご苦労様です。

第十景A ランブル

亀ちゃんを探して舞台上に戻ってくるTTUN+ABC。大体こんな事になったのは横山のせいだ、あいつ!!みたいな台詞を田口が口にすると、昔彼がヨコを尊敬していた事をふと思い出し、なんだか悲しい気持ちになってしまいます(苦笑)そんなTTUNの所に、またしても1階後方通路入り口より、丸(上手側)と大倉(下手側)が登場。ワタクシ、2回ほど、1階にて観劇しましたがまぁ近くで見るお二方、身長高くて男前で、周辺の客から毎回黄色い声が上がるのも無理ありません。通路をゆっくり移動して舞台上に上がってくる二人、多勢に無勢では!?とこれは心配在りません、ちゃんと途中からBAD+中堅関ジュが参戦。そのまま殴り合いの場所はすばるの住んでたビルに移り変わり、聖とか丸、田口はフライングなんかもしたりして。大倉は最初田口とか中丸とかと殴り合ってて、聖が上に上がる時に一緒に移動。しかし体力がないのか、聖が何回も振り返る事があってなんだか申し訳ない…トロいですか?やはり。聖のワイヤーをつけ、3階左部屋から、聖が落ちると、大倉は暫くそこにいて、その後一人で二階左部屋に移動。部屋に入るとき上の手すり(?)を持って飛び込むように部屋に入るのがめっちゃ格好良くて惚れ惚れします(照)そうこうしていると2階にきた亀ちゃんが、3階の右の部屋に行き、カーテンに隠れ、それを見とがめた大倉が3階のその部屋でカーテンを開けると、もう亀ちゃんはいず、壁しかない…って細部に、昨年のナオミとの逢い引きシーンの名残の演出が残ってます。皆が争い、人が傷つき、どうしてこんな事になってしまったのか、と悩む亀ちゃん。一度狂った歯車は、もう二度と元には戻れないのか…と、1階に現れた亀ちゃんを残し、ビルごとセットは片づけられ、亀ちゃんSad Songを。
この歌自体好きなんですけど、今年のドリボは歌う亀ちゃんの後ろの方で亀ちゃんを探す松本&伊野尾の姿が!光平の目を隠すダンスがもー妙にツボに嵌りまして、GWは大変楽しかったです。元々このフリ好きですし。正直ダンスは通常バージョンの濱ちゃん&大智のが大分いいんですけれど…光平のがお得感あるんですよね〜>私的に。昨年はこのダンス女性ダンサーさんしか出てなかったので余計見るポイントが増えた的な部分も(笑)段差が出来ると身長のある関ジュ組はそうでもないのですが、特に高校生になっても大して身長の伸びていない光平あたりは、上り下りするの大変そうでした(笑)
光平達が捌け、悩んでる亀ちゃんに、台上の方に安っぽいナイロンみたいな素材の白コートに白シャツ、白パンツ(死んでる人間というのを現してるのか?)のすばるが登場!…なんだか久しぶりに見た気持ちです、渋谷さん…(涙)何が正しくて何が間違ってるの判断は、自分がするものだ…そうだろ?亀梨、みたいな事を達観した感じのすばるが語りかけ、亀は気を取り直して、ユウタを探しに走り出します。

第十景B ビルの屋上〜落下

舞台上に出てきたのは光平&伊野尾(通常は濱ちゃん&大智)とトッツー。ユウタが病院から抜け出した事に責任を感じ、弱音を吐く光平&伊野尾にトッツーが叱咤し、ユウタをまた探しに行こうとした時、ビルの屋上にユウタを発見。誰かユウタを助けてくれ、とまた他力本願な事を口にしてたら、隣のビルには亀が!>間に合わねぇよ。怖い怖いと階段を上がっていくユウタ、途中でえらいおっきくなって(笑)心臓の発作が起こった風でビルから落下>子供のスタントはいないから大人。それを見て、何故か隣のビルからそれを見ていた亀ちゃんも落下>意味ねぇ。

第十一景 生と死の狭間

亀ちゃんがワイヤーを使って、ゆっくり落下していくと、舞台からすばるがせり上がってきて(衣装は先程の白ずくめ)、亀ちゃんのそれを見守り(?)一回沈んで行こうとした亀ちゃんがちょっと持ち上げられると、その手を掴んで舞台上まで引っ張りあげます。だけど引っ張り上げるだけで、それ以上いらん世話を焼いてくれる訳ではない素っ気ないすばるが素敵v>病気です。
亀ちゃんがここは…ユウタが!?と今の状況が把握できず歩き出そうとする亀ちゃんに、ユウタも亀も俺が助けたと告げるすばる。
天国に来たら色んな事ができるようになるんやと、そんな言葉で全てを解決させようとする相変わらず強引なジャニ脚本。亀ちゃんがそんなすばるに以前ユウタの病室に行った時(いつそんな暇があったのだ?)、ユウタ以外にも沢山心臓移植を待つ子供達がいて、その子達に、ユウタが空に浮かぶ空がリングで、雲がロープ(だったっけ…?うろ覚え)だよ、いつか僕らの腕が翼に変わってそこまで飛んで行けたら、そこで僕らはボクシングをしよう、ボクシングは自分が教えてあげるからみたいな事を言ってたんだそうだ。皆が皆、ボクシングをしたいと思わんだろ…なんつー強引な子供…。でも病室の子供達は自分たちが移植を受けられる日も、元気になれる日もこないと知ってて、あの子達が病室で待ってるのは移植の順番じゃなく、死んでいく順番なのだと呟くすばる。そして亀ちゃんに頼みがある、と言って「凍り付けにされた俺の心臓が生きていられるのは後3時間だけだ。俺の心臓をユウタに届けて移植して貰ってくれ」と…し、渋谷さん?これはどっから突っ込んだらいいのでしょうか?大人の心臓を子供に移植できるかってのと、いうに事欠いて、心臓移植するのに凍り付け!?せめて渋谷さんが脳死状態になっていて、もうその状態も保たないから、亀ちゃんに俺の心臓が動いてる間にどうか…!とかゆーなら分かりますが…。凍り付けになった大人の心臓を、今から戻って3時間以内に、医者と手術の段取りをして子供のユウタに移植するのですか??…もーアホらしくて突っ込む気も起きません…。
そして亀ちゃんが天国から下界(現世)に戻っていくのを見送ったすばる、大人が絶対やったらアカン事は、子供の夢を奪うことや、と。―――大人(ファン)の夢は踏みにじりまくりな事務所ですがね。そしてずっと探していた最後の対戦相手が亀ちゃんで良かった、何十年後かにまた天国で再会した時は、また戦おう、その時は容赦せぇへんぞ、と言い残し、暗転。

第十二景 BAY SIDE CLUB

亀ちゃんが天国から下界に戻ってくると、
TTUNとマル&大倉&関ジュ達はまだ殴り合いしてます(爆)殴り合ってお互い傷つけ合って、地面に倒れてる所に、亀ちゃんが何やってんだ、こんなんやってる場合じゃないだろ!?ユウタを探せ!と天国から帰ってきます>大体皆が亀ちゃん天国行ってたん知らんのもなんだかなー。マルと大倉がお前に言われる筋合いないわ!!>如何にも。今度こそ、片をつけたるわ!!と殴りかかろうとするのをTTUNが必死で止めてると、漸く上の方にやっさん登場で、あれは事故やったと>出てくるの遅すぎるわ、やっさん…。どうなってるんや!?とマル&大倉が騒いでるとユウタがやってきて、刺したのはボクだ!と告白。亀ちゃんは庇っただけで何も悪くないと。そしてションボリしたマル&大倉に、亀ちゃんが殴り合ったりして何低レベルな事やってんだ的な説教をしてると、悪プロデューサー横山登場。グローブに鉛の板を入れたのはこのワタシ!映画の宣伝の為になったでしょう!?これはあなた達の為でもあるんですよ、みたいな事を言って大倉に殴られそうになるも、ユウタがもういい、映画なんてもいい!!と叫んだので思いとどまる大倉。そして代わりなんて幾らでもいますから、と捨てぜりふを言い残してその場を去るヨコにもう一度殴ろうとする大倉(どれ程短気な設定やねん)を今度はマルが止めてました。そしてユウタが一件落着して良かった…とその場に崩れ落ちると、亀が抱き起こし、聖が医者まで運んで行くのですが、1幕終了の大倉でありませんが、神山、ほんまに重いみたいで、元々軽めの他のユウタ役の子でも一杯一杯で持ち上げてた亀ちゃん、神山の時には「ユウタ!!…ウッ!!」って毎回苦しそうで、すぐに聖にほりつけてるのがツボでツボで(爆)!!どんだけ程重いねん!!聖だけが神山の時でもしっかり抱きかかえ上げてて、彼の筋肉は見かけ倒しでないのだと感心してました。>大倉は見かけ倒しで力ないし。そして皆が病院にユウタを運ぶので下手の方へ一斉に捌けます…重傷の筈のやっさんも捌ける速度が異様に速いのはもう、そっとしておいてあげるべき事柄なのでしょうか?
亀ちゃんも捌けようとすると、さっきやっさんがいた、橋の上に、そそくさとスタンバってたすばる登場。ユウタが!という亀ちゃんに、もう大丈夫や、アイツには俺やお前と同じ熱い血が流れてる、みたいな事を言って亀を納得させます>納得するんかい!!

第十三景 教会

そして絆〜Endingバージョン〜へ。
ここのすばるのハモリ好き〜
歌ってる途中で、まずは聖とやっさん、そしてマルクラ、と順々に皆出てきて、和解し、蟠りもなくなったTTUNと、西3と関ジュ&ABC達が手と手を取り合ってにこにこ笑ってます。それを上から見ているすばるがもー仏みたいに柔らかい笑顔浮かべてるの(T_T)…なんかこんなアホな、設定も無茶苦茶の舞台で、このすばるの笑顔だけで涙ぐみそうになりました…>恥。聖とマルが肩を組み、大倉は上田さんとはちょっと手を合わせた後、田口と上田さんの間に大倉が笑顔で突っ立って、たまに田口くんと笑い合ったりしてて可愛ええ。最後は皆ですばるを見た後、舞台の前に向いて、大合唱&ちょこっと踊って大円団って感じになるのですが、この時のダンスも好き踊り出す前に、聖が後ろの大倉に笑顔を見せて、大倉を笑かしてるのも好物vvそしてダンスの前、いつのまにかすばるのいる橋の後ろにスタンバってる関ジュ達のすばる担代表、中間&桐山が、とろけそうな笑顔で皆を見下ろしてるすばるの後ろ姿を陶酔くらいの表情でガン見してるのがおかしくて、おかしくて(笑)14日夜の中間とか、何がそんなに嬉しいんだってくらい強烈な笑顔を見せてくれました(笑)
そして幕が降り、舞台終了ですが、幕が下りる時、1階前列に入ると橋からダッシュでショータイムの準備に向かうすばるとかが見れたりします(笑)>めっちゃ可愛い。
幕が下り、幕前に一人残るのはGW3日昼までは横山氏、3日夜から5日夜までが聖、6日以降は亮ちゃんでした。
正直、聖のパターンが一番演技もよく、違和感もなくて良かったです。
告げる内容は、その後ユウタは手術に成功して兄を越えて世界チャンピオンになった。それは平成生まれ初のチャンピオンだったって感じのものですが、亮ちゃん編の場合、大円団の後に、ヨコと亮ちゃんの会話のシーンが入り、目論見通りにいきませんでしたねみたいな事をヨコが言うと、亮ちゃんが、売れる記事ならなんでもいいんです、仲間達の絆と兄の心臓が弟の命を救った的な見出しの記事を書いたと報告。これからはヒューマニズムで行きます、とか急にいい人(?)モードに。振り回された悪徳プロデューサー設定のヨコだけが気の毒なオチに。そして最後に亮ちゃんが出てきて、今日の特集は「明日のユウタ」みたいな内容で、人が求めるならやっぱりどんな内容でも記事にするけどえ、みたいな事を言って、先の「平成生まれの〜」あたりの説明をする感じ。
ただまぁ、聖バージョンが一番良かったのは、役的に自然なのもあるけど、ダントツで聖が演技力あるからなぁ。
そんなこんなで劇部分はおしまい。…しかし心臓移植した人間がボクシングで世界チャンピオン…いや、もう何も言うまい…ジャニ脚本だしな。笑っとけ!!

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