関ジャニ∞
Magical Summer


2005年8月5日〜28日 in 松竹座

本編1幕レポ

直樹 錦戸 亮 現代人の若者、恋人との仲を親に反対されかけおちする
ギルデンスターン 渋谷すばる アントーニオの副官、実は先王の息子でマーガレットの兄
クラッスラ・アントーニオ 村上信五 アセンズ国を治める公爵、切れ者の野心家
エミリア 横山 裕 アントーニオの母でマーガレットの乳母
スグリ・シートン 丸山隆平 マーガレットの護衛のオカマ兵士
コンフィティ 安田章大 ホープランドの森に住む妖精。相方よりしっかりしてる(らしい)
エルフィン 大倉忠義 上の相方妖精。花粉症でどんくさい
カンパニュラ・アルバニー 中間淳太 アセンズの衛兵でマーガレットの恋人
関口まい 直樹の恋人
シレーネ・マーガレット 沢樹くるみ アセンズの王女、兄が失踪中の為、現時点で有力な王位継承者



第一幕

OP

幕が上がると関ジュ達が黒シャツ黒パンツにネクタイで松竹舞台所狭しと踊り、それを割ってセンター後方よりすばる登場。∞の衣装は新作の黄色基調に青の生地が個々デザイン違いで使われているもの。インナーは黒。すばるのが一番デザイン的にはスーツっぽい。すばるの後に続いて、山田が登場。やっさんは長めのマントみたいなの(スーツと同生地)全体に巻き付け、マルのは上半身だけ巻いてるような感じ>説明下手くそ。その後、後ろの分かりやすく天井から吊された布が落ち、天井からロープで降りてくる(左から)大倉ヨコヒナ。この時の大倉がめっちゃ笑ってて可愛い。大倉の衣装の切り返し部分の金が結構多くて、ちょっと豪華な感じ(笑)そして皆がある程度歌って、舞台がせり上がって段差が出来たその後に、一番後ろセンターから、亮ちゃん登場。その更に後ろに白の上下に赤のインナー衣装の関ジュが踊ってます。次の場の準備がある亮ちゃんとヨコは一足先に捌け、5人が残って最後まで歌い上げ。途中テンションが上がると飛び回ったり、手を振り回したりしてる渋谷さんが見られます。ダンスもちょろっとだけ踊ってくれて嬉しい。今回はアルバニー役の為に関ジュとの絡みの少ない中間もここでは花道とかに出て、踊ってます。大智とごっつ向き合ってはしゃいでた(18日2部)のが印象的です。

第一場 大阪市内・シアトル系カフェ店内(夕方) 


カフェでお茶をしながら、親に反対されるつきあいについて悩む若いカップル(直樹と桃)。真剣な桃に対して、どこか考え方の甘い直樹は、双方の親に反対されるなら、自分達だけで幸せになればいい。沖縄あたりに駆け落ちして適当に職探して暮らして幸せになろう、と現実逃避気味。桃は親を説得したいと思ってるようだが、そんな直樹に押し切られ、今晩11時に待ち合わせして、大阪を出る約束をする。2人で手に手を取って(花道)通って旅立ちます。残されたマスターは「せいぜい良い夢みたらええわ」と思わせぶりなセリフを口にして暗転。


ここは私的には関ジュ(右に浅田・桐山・青木、左に室兄弟・伊藤・菊岡・進也)を見るポイント。桃と直樹がつきあいについて親に反対され、悩んでるシーン。店長は1人で数役こなす横山さん。シャツにジーンズってラフな格好。私が入ってる回ではないのですが、この時の横山氏のチャック全開確率は高いらしいです(本人申告)注文を取りに来て、店長に注文する2人。ここはヨコと亮ちゃんのアドリブポイントですが、私的には関ジュ見てるのメインで、あんまし重要ではなかったと(笑)注文内容は日替わりで「カツカレー」だったり「いちごミルク(かき氷)」だったり「きつねうどん」だったり「モンブラン」だったり。大体に置いて直樹には「食べて体力つけなな」とか「可愛いん頼むねんな」と言うくせに、桃ちゃんには「また太るで」とちょっとセクハラ気味のおっさんな横山氏。桃ちゃんも「またちょっと太った…」とか恥ずかしそうに告白してて可愛い(笑)28日1部は「いちごミルク」を注文するも、売り切れと言われ、かき氷の話をしていた筈なのに「ラムレーズン」という直樹(笑)一瞬の沈黙の後、マスターが「…ラムレーズン?」と復唱し、首を傾げると、恥ずかしそうに「アイス食いたかったんや!」とキレる直樹が可愛い。そんな揶揄ってばっかなので、マスターは時には直樹に素っ気なく振る舞われ、「昔は可愛かったのに…」と懐かしんで悲しむ横山氏も見られます。直樹と桃は親に交際を反対され、金持ちの息子(直樹)とサラリーマンの娘(桃)では釣り合わないと言われて悩む桃を直樹が慰め、先日TVで見て沖縄綺麗だったから向こうで2人で仕事を探して幸せになろうと、駆け落ちの誘い。カウンターの向こうのマスター横山氏は2日目くらいからアドリブで、直樹が仕事探して〜と言えば、「うちで雇たろか」とか、沖縄で仕事探して〜では、「あかんあかん、そんな世の中甘ないで」と大阪おかん風に茶々を入れてました。横山さんの小芝居というかアドリブは日替わりで、カウンターの中に隠れたり、その中で変な体勢でいたり(覗いた亮ちゃんには分かる。客席には亮ちゃんが言うまで分からなかった)、椅子に座ろうとして素で、座りそびれ、尻餅ついたり、とにかく忙しい(笑)>さすがにこの時はヨコも恥ずかしそうだった(15日2部です、確か)沖縄に駆け落ちする事を決め、ここで亮ちゃんソロ。バックに店内にいた関ジュと、袖からも追加で濱ちゃんとか薫太とか出てきて踊ります。この時にお盆公演辺りでヨコが劇中歌歌ってる亮ちゃんの後ろで謎の拍手。客もつられて拍手すると、めっちゃ戸惑って亮ちゃんの歌が丸々止まってしまう回も。亮ちゃんにしたらなんでこんな変なトコで拍手が起こるか分からなくてテンパってしまったそうです。途中で反省してその煽りは止めましたが、ちょっと気弱な直樹は可愛くも可哀相でした。そして最終的にはお金を払って店を後にする直樹と桃。このお代も日替わり。後半はタダが多かったです。前半は「1万円」とか「100万円」とか高め。錦戸さんの反応を見たさに色々やってましたが、1回「100万」とか言った日に「じゃあカードで」と直樹が払おうとしたら「払うんや!」とヨコが驚いて、亮ちゃんににやりと笑われてました。最近仕事が忙しい錦戸さんを「稼いでるもんなぁ」と事ある事にからかうヨコ。途中で亮ちゃんが素で「ホンマ稼いでないって!…ホンマに通帳見せたろか?」(これは18日2部)とキレられてました(笑)
なんか上手く纏められなくて申し訳ないレポですが、亮ちゃん達が話してる所で、伊藤政氏がレジの方に言って、マスターに何か話しかけるシーンがあるんですが、いつからか知りませんが、そこは伊藤政氏が毎回横山だけを笑わせる為のコーナーに。小ネタを毎公演仕込んでいくんで、途中でこっちもそれが気になって×2、亮ちゃんの歌どころではありません。関ジュチェックも出来なくなる!!伊藤政氏がこの店でバイトしてる設定で、退職届(?)だしてたり、28日の1部は「ギャラ」って書いた封筒に、多分伊藤政氏の顔写真をプリントした大量の紙が入っていたり。何そんな客席が分からないようなアドリブかましてんだ!!!席によっては全く見えないので気になって×2。

第二場 ホープランドの森(深夜)

沢山の妖精が住むホープランドの森。そこに現代から迷い込んできた直樹と桃がやってきて、樹の根元で取りあえず疲れた身体を休める為、眠り込みます。続いて政略結婚を拒み、恋人である兵士アルバニーと城から逃げ出してきたアセンズの国の王女、マーガレットがやってきます。妖精の魔法で花嫁衣装から、目立たない服に替えて貰ったマーガレット、こんな夜遅くに追っ手もこないだろうと、一旦休憩を取る事に。守るように、寄り添うようにその隣で眠るアルバニー。先に迷い込んできた直樹と桃の願いは分からないけれど、この2人の願いなら分かるから、どうにか幸せにしてやりたいと思う妖精のコンフィティとエルフィン。

通路から、妖精衣装をきたちびっこジュニア達登場。舞台にも所狭しと出てきます。基本的に妖精衣装は顔の善し悪しよりも身体ができあがってるかできあがっていないか。ちびっこだとそれなりに可愛いんです。妖精衣装は大きく分けてたまご色と、ペパーミントグリーンの衣装あり。後、エルフィンとコンフィティは彼らの中で一番エライっぽいけど、メイン扱いの妖精(浜中・真鳥・大智・濱ちゃん)はペパーミントグリーンで、他の下っ端妖精に比べるとちょっと背中の羽とか多かったり、胸にピンクの花の飾り着いてたりと衣装も豪華め(ささやかにだけど…笑)花道からせり上がってきた花と緑のゲートから「人間がくるぞ!」と顔を出したのは浜中&大智。そのゲートをくぐって、直樹と桃はアセンズの国の外れ、ホープランドの森に足を踏み入れます。物陰に隠れ、見慣れない人間が大木の根元で眠ってしまうのを見守る妖精達。桃と直樹が寝てしまうと、一斉に出てきて、「誰?」「誰?」と囁き合います。そして
「そんなに騒いだら人間達が目を覚ましてしまうではないか」「我々の姿が見えないとは言え、声や気配は木々のざわめきとなって、人の耳に届くのだからな」とちょっと説明っぽいセリフを口にしながら天井からブランコに乗って、エルフィンとコンフィティ登場!!正直エルフィンはブランコ耐久重量ギリギリへの挑戦!!エルフィンは花粉症の妖精という設定で、クシャミして「なんで花粉症なんだよ」と突っ込まれても、ちょっと恥ずかしそうに「花粉の量が多くてさ」って言ってるのがカワイイ。衣装はごっつ派手に可愛い感じ(笑)大倉が青基調、やっさんがペパーミントグリーン基調でお花とか葉っぱをモチーフにしたデザイン入り(ちなみに暗闇では蛍光素材使用の為光ったりもします)なんかね、デッカイのとちっちゃいのだけど可愛い(爆)!!妖精って(笑)!!ブランコには葉っぱとか蔓とか巻き付いてるんですけど、初日は握り方が悪かったのか、エルフィンの方はそれをバラバラ落とし、楽まで残ってないよ、それ絶対…と思わせました(笑)しかし妖精は2人とも舞台メイク濃い…。特にやっさんがひどくて、勢い余って白浮きしてそうな勢い。アイラインも入れすぎで気持ち悪いぞ!そしてこのメイクは楽日まで、日に日に濃くなっていくのでした…。ブランコに乗ったまま、名も知らぬ人間の若者2人が森に紛れ込んで事について話し合う妖精達。足をブラブラさせてるのも可愛い>盲目。幾ら人の幸せを叶える妖精とは言え、彼らの望みがなんなのかは聞いてみないと分からないなぁと話し合ってると、アセンズの王女、マーガレットが花道を通って森に向かってくるのが見えます。一緒に付き従うのは中間アルバニー。花嫁姿のマーガレットは「忌まわしき公爵との婚礼を前に逃げ出した」為、追われる身となったんだそうですが、初日の時、一緒に入ったヒナ担のつれが「…忌まわしいんや」って呟いたのが忘れられず、全公演ここでつい笑いが(爆)兵士アルバニーと恋仲で、逃げてきたものの、ウエディングドレスでは目立ち過ぎてしまう、この森に住むという妖精よ、目立たない格好に変えてくれと、ちょっと随分行き当たりばったりな話ですが、ブランコ乗った2人の妖精は「俺ら?」って感じで顔を見合わせて、妖精の杖を腰から出して、「了解〜!!」とクロスさせて、マーガレットの衣装早替え。妖精が願いを聞き届けてくれたと安心したマーガレットは急に眠気が…と結構マーペースなお方ですな。木の幹で眠ることに。追っ手は大丈夫そうだから、今晩はここで休みましょうと、手の甲にキッス!!するアルバニーの格好いい事!!気障なそーいうの、似合うね!!それをブランコから見ていた妖精達はそのマネっこを(笑)主にコンフィティが投げキッスして、エルフィンが「オエ〜」って顔を背けてる感じで(爆)たまに、胸を押さえてたので、ズキュン(ホスト@ギモン)ときていたのでしょうか(笑)っていうか客席から冷静に見たらアホですよ、キミタチ。マーガレットの隣で眠るアルバニーは足が長すぎるから折り曲げて寝るのに寝にくそう(笑)2人が寝付くと、漸くブランコから降りてくる妖精達。先にきた2人の事情は分からないが、この2人の事情はよく分かったと。2人を幸せにしてあげたいと妖精達。だけどマーガレットの結婚相手はやり手で有名なアントーニオ公爵、難しいぞ〜と頭を悩ます妖精達。この説明をしてる時のエルフィンの情けない声と、大げさに手を組み合わせる仕草が可愛い。そしてそこで舞台はまた暗転。

第三場 アセンズ城・公爵執務室(前場と同時刻)

結婚式前日に花嫁に逃げられた為に怒り心頭の公爵は、腹心のギルデンスターンと、マーガレットの護衛のシートンに、逃げた2人の行方を追うよう命令し、自らは執務室に腰を据えます、憤懣やるかたないアントーニオを、マーガレットの乳母でアントーニオの母であるエミリアが宥めます。2人きりになった執務室で、マーガレットとの婚礼さえ叶えば、成就する十年越しの復讐のシナリオについて語りあう2人。捜索に出ようとしていたギルデンスターンは、扉の向こうで、エミリアが本当はアントーニオの母ではなく父であること、昔、先王に才能を妬まれ追放された兵士であった事、そして追放を恨んだ彼らがアセンズの乗っ取りを企んでる事を知り、考え込むようにその場を立ち去ります。


花道を通って登場のアントーニオ村上、公爵という設定もあって衣装が一番豪華!最初2回くらいの観劇以外はほぼ、役作りにかオールバックで登場ですが、これがまた似合っていて格好いい!!花嫁であるマーガレットに逃げられ、兵士達に探し出せと指令を出すアントーニオ、花道でしゃがんで指示を受ける桐山は年に合わない落ち着いた外見の為、マントを羽織って黒の帽子を被った兵士姿がとってもお似合い。執務室に入り、苛立たしさにモノにあたる公爵の元へ、母、エミリアがスタスタと歩いてきて室内に登場。「落ち着きなさい、取り乱してはみっともないですよ」的な事をいうのですが、横山氏の女装は相変わらず、うっすい、してないに等しい舞台メイクの割に、予想外に悪くなかったのですが、彼自身が放つ出オチ的な雰囲気の為か、初見の方からは大抵ここで爆笑が。見慣れるとこんな中年の女の人いそうーって思うんですけど。前半公演辺りでは、登場から眼鏡をかけてましたが、18日夜の公演では最初アントーニオと2人の時は掛けてなくて、その後、シートンとギルデンスターンが入室したら眼鏡をかける演出に。それ以降はずっとその演出になってました。その眼鏡が女装と同じく、人目を欺く為のアイテムである事強調って感じなのでしょうか。アントーニオに呼ばれ、入ってきたのは待ってましたのマーガレットの護衛、シートンと、アントーニオの腹心、ギルデンスターン。オカマ設定のシートンは羽にピンクにヒゲにとなんか賑やかな格好です(爆)ふわふわの羽付の帽子を取って、お辞儀する仕草がすっごいいいんです。マルちゃん上手いよ!アントーニオがマーガレットの脱走に手を貸した者がいる、見つけたら厳罰を与えると言うと、目に見えてショックをうける分かりやすいシートン(笑)そして存在が賑やかなシートンと対照的なちっちゃくてもすっきりと男前なギルデンスターン!!顎髭はものっすごいつけてる感満載なんですけど、それは話の都合上、後で取る事になるから目を瞑りましょう!!>何様?意外にすばるヒゲが似合うんですが、伸びてきた髪が鬱陶しいのか、特に後半戦では(無意識なんだろうけど)前髪をかき分ける仕草が多く、その動きがめっちゃ気になる(苦笑)茶色のまぁ、公爵様とかお母上様に比べれば実用性重視のあっさりした茶色の衣装なんですけど、その細身ぶりがまた素敵>なんでもいいらしい。シートンが「と、とにかく探しに行ってきますわ」と部屋を出る時、エミリアが「男らしく行きなさい」と言うのですが、きりっとした表情で、腰を振りながら花道を走り去るマルちゃんはカワイイです。ギルデンスターンの「お偉い方の露わで感情的な様はあまりみっとも良いものではございませぬゆえ」っていう時代がかったしゃべり方が格好いい!アントーニオに「お前だけが頼りだ、マーガレットを探し出すまで戻る事はゆるさん」と剣の先を向けられるシーンも好きです。命を受け、「行くぞ!」と室内に居たでっかい衛兵(大変衣装がお似合いな室兄)を引き連れ、部屋を去る、ギルデンスターン。ちっちゃいのにおっきいのが付き従う絵ヅラがまたいい>室兄はすばる担なので本望であろう。また部屋に2人きりになり、荒れるアントーニオは諫めるエミリアに「しかし父上!!」と最初このセリフ聞いた時はヒナちゃんの間違いかと思ったよ。これも初見の客は大体笑う所。真剣に演技しているヒナは可哀相だが、これは絶対脚本が悪い。「…父上?」と呟き返したエミリア、それからドレスを脱いで、10年間人目を欺いて、親子でこの国を乗っ取ろうとしている事の次第をベラベラとしゃべり出す。2人の計画を逐一口に出しちゃう所とかなんとも説明セリフっぽい違和感満載なんだけど、まぁこれもストーリーを進める上で必要な事か。早い話が先王の時代、聡明な兵士だったエミリア(ヴィスカリア・クインス)が国の為を思って色んな政策を提言してきたのだが、その能力を嫉妬した王に追放され、恨んだ彼は復讐を誓い、名を変え、性別を偽り、マーガレットの乳母として城に入り込み、息子を権力者として育て上げ、王位継承者のマーガレットの兄クローディオを追い落とし、結婚によって国を乗っとるという計画を成就させるつもりだったに、マーガレットの駆け落ちで計算が狂った、捕まえてその野望を完成させよう的な。それを扉の向こうで聞いていたギルデンスターン、「成る程、そういう事だったのか…筋書きは読めたぞ」と呟き、花道をごっつ勢いで走り去ります。…ま、この展開的に、すばるがクローディオ?とは想像つくと思いますが。横山さん、女装はデカイなりに似合ってましたが、ドレス脱いで男物の衣装に替えたらベールを取ったのでなんとも髪型をどうにかしてやりたい白髪のカツラ。年齢設定的に白髪のカツラは必要なの分かるけど、髪型もーちょっとどーにかならんもんなのでしょうか。

第四場 ホープランドの森(続く時間)

森に迷い込んだ2組の恋人達を幸せにしてやりたくて悩む妖精。自分達の魔法でアントーニオが他の女性を好きになってマーガレットを嫌いになれば丸く収まるという結論に(勝手に)達し、アントーニオに目が覚めて最初に見た女の人を好きになる魔法を掛けようとしますが手違いで、魔法をアルバニーにかけてしまう事に。ホープランドの森にマーガレットを探しに来た公爵とその腹心、そして母親はどうにか森から追い返すことに成功しますが、そして物音に目が覚めた桃が目を覚ましたアルバニーに見られてしまい、アルバニーの恋心は桃へと向けられます。慌てた妖精がアルバニーの足を止め、もう一度呪文を掛けようとしますがまた手違いで魔法は直樹にかかってしまい、目覚めた直樹はマーガレットを見てしまうのです。ぐちゃぐちゃになってしまった恋心に、混乱するマーガレットと桃。そこにマーガレットを探しにきたシートンも加わって、一悶着。これを元に戻すための傾向と対策をじっくり休憩して考えようって妖精2人が言って、1幕終了。

花道をヒーリーズで勢いよく滑って登場のコンフィティ。やっさんはヒーリーズ上手いよな…運動神経もさることながら重心が低いから、安定感もあるのだと見た(笑)「悩むなぁ…」と腕を組んで登場辺りまでは良かったのですが「人間は人生だけど、妖精は人生じゃないよな…妖精は妖生?妖精は妖生!!」とすんごくゆっくりした口調で自分で言って、自分でウケてごっつ高音で笑い、しかもブリッ子(最早死語)口調なのが鳥肌ものです。…やっさんには常に格好良くあって欲しいと思います。これ、一歩間違えたらただのアホの子やで(呆)そうこうしてたら上手からエルフィンがクシャミをしながら登場。ツバが花道まで飛んできたというコンフィティに「そんなとこまで飛んだの?」と暢気に笑ってるエルフィンがこれまたカワイイ>だから盲目。花の妖精なのに花粉症なエルフィン。花粉は魔法の大事な材料なのに、いっそ花粉を嫌いになれたら…と凹んでると、「それだ!エルフィン!」と舞台中央に滑ってくるコンフィティ。コ「嫌いになればいいんだ」エ「花粉をか?無理無理」と話をちゃんと聞かないで首を横に振ってる仕草が…以下同文。公爵に魔法を掛けてマーガレット様以外の誰かに恋をさせればいいと提案したコンフィティの案にのるエルフィン。二人で手をたたき合って一回転して、ガッチリ握手する流れはとても好きっす。タイミングがたまに合わなくて、最後の握手が空振りに終わる事もありますが(笑)私が見た回で1回失敗して(すみません、いつか忘れました多分14日位)は「…俺のせいだね」ってコンフィティが謝ってました>それもまたカワイイ。妖精達を呼んで、公爵アントーニオをこの森につれてこいと命令する2人。狙ったようなタイミングでマーガレットの探索に居ても経っても居られなくなった公爵が腹心のギルデンスターンと共に上手から真っ暗な夜の森にやってきます。ギルデンスターンの持ってるランプの僅かな灯りだけを頼りに探しているようで、遠くは見渡せない設定らしいっす。公爵が自分達の「来い来いマジック」でやってきたと喜ぶ2人に、部下の妖精(浜中濱田大智真鳥)が公爵がきたのはいいけど、マーガレットの姿を見られるとマズイ事になる、マーガレットの姿を隠さないとと提言。どうしようと焦るエルフィンに、コンフィティが魔法を手伝えと唱えた魔法でマーガレットの姿は見事消えます。魔法の効力にエルフィンが感心するも、3分しか保たない魔法で
「なんでそんなカップラーメンみたいな魔法にするんだよ!」と怒って地団駄踏んでるエルフィンの可愛いこと!!でかいんですけど、妖精設定の為か、なんか動きとか仕草が子供っぽくて卑怯にカワイイ大倉…だめです、妖精さんにすっかりやられてます、私。その間にランプで足下を照らし、森の中を進む公爵とギルデンスターン。公爵を追いかけて1人で森に入り込んだエミリアは下手からやってきて、公爵達と合流します。初日では別に変哲もなかったこのシーン、後半戦にはすっかり三馬鹿唯一のアドリブポイントになっていて、まずエミリアが近づいてくる時、ごっつ腰を落として忍び足で舞台中央までくる。公爵側は、こっそり影に隠れて公爵を笑かそうとするギルデンスターンとの絡みも見られます。漸く合流してエミリアにランプを向けるのも、後半は思いっきりギルデンスターンが突き出すものだから、のけぞるエミリアが見られます(笑)物陰に隠れる妖精達。姿形は見えなくても気配は伝わるのか、「やけに木々がざわめく夜だわね。誰かに見られてるような…」とエミリアが呟くと、妖精達が一斉に背中を向ける姿がカワイイ。ただ、3日目くらいからは、大倉の中でアドリブだったんでしょうけど、エルフィンだけが後ろ向かなくて、樹に凭れて狸寝入り状態。カワイイっちゃカワイイけど、舞台のメリハリ的にはあんましよくないアドリブ。その後ずっとそのスタイルを貫いてましたが楽日(前楽)には後ろ向きに戻ってました。前日夜社長来てたから怒られたんかいな?でもその方が良かったよ(笑)エミリアと合流した公爵は、ギルデンスターンに別の場所を探すように命令し、母と2人に。2人になったら途端に本音を口にして、「私は大恥をかかされました。いっそひと思いにマーガレットをこの手で(始末しましょう)」と剣を抜く公爵を宥めるエミリア。他の場所を探しに行ったと見せかけて、木陰で2人の様子を探るギルデンスターンですが、前楽ではセットの樹と樹の間からランプと顔をちょろっと出してはまた引っ込めを繰り返して、卑怯にカワイイ!!!WEB日記のすばちゃん(・_・|状態!!めっちゃズルイ!!自分の可愛さ分かってるんよね!そんな事をやってる間に、木陰から上手の方に移動したエルフィンとコンフィティ。エ「もう3分経つよ」の言葉で、魔法が解け、マーガレットが姿を現します。下手に移動していた公爵親子は、「マーガレットらしき人影が…」とそれに気づき、近づこうとしますが、妖精達が慌てて「愛と平和の魔法(善は前!悪は後ろに下がり滅びよ!)」を唱え、それに掛かった公爵は一定距離から前に進むことができません。具体的には薫太妖精が出てきて、ヒナを引っ張り、前に進ませません。何度かチャレンジし、「なら母が行きましょう!」とエミリアが挑戦すると、同じ魔法で今度は室兄妖精(デカッ!)が出てきてエミリアの襟首を掴み、先に進ませません。そうこうしてるとギルデンスターンが現れ、「ここは古来からホープランドと呼ばれ、人々の願いを叶える森と言われています」公爵「私の望みは後ろに下がることでも母に笑われる事でもない」「ただの森が願いを叶えるとは思いません、ここには魔物が住まうかと。一旦城に戻って出直しましょう」みたいなセリフを言い、公爵が「忌々しいが戻ろう」と納得。エミリアはゴネますが、公爵が帰ればお母上様も同じように帰る事になるだろうとギルデンスターンに提案され、ギルデンスターンの道案内で花道を通って後ろ向きに公爵親子も退場。そしてそれを見送る妖精達。
…というのが初日の流れ。アドリブポイントなので覚えてる部分だけ書き出し。

6日昼は首を締め付けられ苦しむエミリア「首が苦しいのです」と軽いアドリブを入れて、室兄と薫太が笑いを堪えてました。捌ける時、後ろ向きで見えないからかアントーニオが
「方向はこっちで合ってるのか!?」と叫んだりも。
7日昼は引き続きエミリア横山氏のアドリブ「首が引っ張られる〜」とオーバーアクションで苦しむ。。出てきてシリアスにセリフを言わなければならないギルデンスターンも笑いを堪え、苦しそう。花道は後ろ向きで3馬鹿高速移動。すっごいテンション上がってたので、見送る妖精エルフィンも
「なんだか楽しそうだね…」と呟く始末。
14日夜は薫太に掴まれ、変な顔をする公爵。エミリアを笑わして、
「あなたをそんなブサイクに育てたつもりはない」と言われる公爵。前に進もうと抵抗するエミリアを必死で引っ張る室兄。エミリアは「さっき食べたカツサンドが出そうですぅ〜」と吐きそうな声を出し(笑)、公爵も「母上、あれはいいカツサンドでした」と答え、室兄、薫太は笑いを堪えるのに必死。親子が「母上がブサイクとか変な事を仰るから…」と言い争ってる中現れたギルデンスターンは、もう登場シーンから肩が震えて吹き出しそう。ギルデンスターンが持ってきたランプでやけどするアントーニオ親子。「熱っ!!」って叫んで、公爵は服が燃えたと大騒ぎ。笑いを堪えて、何度も後ろを向くすばるはなかなかセリフも言えず、先に進めません(爆)「ギルデンスターン、何をしてるのです!!?早く道案内をしなさい!」とエミリアに怒られしぶしぶ前を向くも、向いたらまた笑わせられるすばる、苦しそう(笑)最後には早足で花道を走るギルデンスターン。後ろ向きで捌けるエミリアと公爵が遅い為、「はよこいや〜!」と叫んでました(爆)捌けた後、花道の前に立ったエルフィン、「…なんか訛ってたね」コンフィティ「明らかに関西弁だったね」とポツリ。
15日夜はエミリアに言われ、「母上の頼みならば」といつもより多くチャレンジする公爵。でも途中で止まってしまい「母上〜?」と顔を見ながら戻ってくる公爵に
「あなた思ったよりブサイクですよ」と容赦ないエミリア(笑)ギルデンスターンが登場すると、手にしているそのランプを公爵に押しつけるエミリア(笑)最初は避ける公爵に「どうしてよけるのですか!!」と無茶なエミリア。そして気を取り直した所でもっかい押しつける(笑)胸に押しつけられ痛がる公爵は、だけどエミリアには当たれず、「ギルデンスターン!!何をしておるか!!」とこっちに八つ当たり。3馬鹿を見送った後、花道付近にくるエルフィンとコンフィティ。ここでやっさんが転倒。「もぉ!なにしてるの?」と呆れ気味の大倉に、「エルフィンが遅すぎるから…」と逆切れのやっさん。「流れが悪くなる」とダメ出しされ、エルフィンを花道に突き出すコンフィティ(爆)ちょっとバランス崩し掛けるがなんとか転けずにはすみました。
18日夜では善は前悪は後ろで頑張るヒナ。「母上!!」とすんごい顔でエミリアを見る公爵、エミリアに
「頑張ったらあなたすごいブサイクね」と言われ、「自分の息子に対してブサイクとはなんです、母上!」と怒る公爵。「母上はお美しいから…」とヨコの頬を撫で、ごっつ照れるエミリア。すっかり恒例になったランプ押し付けで、熱さに飛びのき膝を折るヒナ。するとしゃがみ込んだ所を蹴られたらしく、「…今のはどっちですか?」と顔を上げ、詰問。エミリアが「私は何もしてませんよ」と答え、「右臀部を蹴りが…ギルデンスターン!!お前か!蹴ったのか!」と公爵が問うと、「…蹴った」ボソリと認めるギルデンスターン(笑)もう一回同じ状況で(横にランプ押しつけられ)、同じように公爵に蹴りを入れようとするすばる。公爵がめっちゃ怒って「足が見えたぞ、ギルデンスターン!!」と怒鳴るも、謝らない(笑)。捌ける時もキビキビと歩き、エミリア&公爵を置き去りに去って「今日はなんだかギルデンスターンがふてぶてしいわ」とエミリア様はボヤいておられました(笑)
27日夜は後ろに引っ張られて戻ってくる公爵、
「なぬ!!」と変顔で、エミリアを笑わせる。「とびっきりブサイクですね」と暴言を吐くエミリアに「極上ものです」と返す公爵。「あなたは昔からプラスプラスで…」とため息をつくエミリアに「そう育てたのは母上ではないですか」と親子の会話が可愛くてほっこり。エミリアが進む所では、室兄を引きずって頑張り、立っている安達妖精を掴もうとするエミリア(笑)「母上、行けそうですぞ」って公爵に発破をかけられるも、「ボタンが食い込んで…」と断念するエミリア。至近距離で楽に向け、絶好調のヨコヒナアドリブに、登場と同時に肩が震えているギルデンスターン(笑)目で左右に訴えるも、台詞が飛んだようで一言も喋れず。そしてエミリアと公爵の間に入って会話の邪魔を(爆)、エミリアには「私は今、アントーニオと喋ってるのですよ」、公爵には「ギルデンスターン下がらんか」と言われても言うことを聞かないギルデンスターン。「…アントーニオ、斬ってしまいなさい」とエミリアが命令し、公爵が剣を抜くと、慌てて後ずさるすばるが可愛い。すばるが台詞を言う意志がないと諦めたのか、城に戻り始める公爵達。そこでも先導する筈のすばるが公爵の後ろに立ち、顔を見つめあわして笑ってます。「案内せんか!」と怒られ一度仕事に戻るものの同じ事を繰り返すすばるに「ギルデンスターン、先を行かんか!」と公爵が言ってもそのまま公爵すらを見送ってエミリアの後ろに行くすばる。「…アントーニオ、この者を首にしなさい」「そろそろ考えます」ってやりとりが可愛くて〜。花道でのやりとりだったので、数少ない1階席の日に当たってよかったです(笑)
28日昼は恒例の変顔で戻ってくる公爵に
「あなたは母をバカにしてるのですか?」と返すと、「いえ、愛しております」と告白するマザコン公爵。照れたエミリアが「いつまで経っても乳離れできないで…」と言おうとして噛んでしまい、公爵は「父離れ」と勘違いしたらしく、「それはご内密に…今までの苦労が全て無駄になってしまいます」みたいな返しをしてました。エミリアに催促され、再チャレンジする公爵。その間にエミリアは袖に捌けて、アントーニオの後ろにワープ。見失ったアントーニオが「母上!?母上!?」と探してるのがちょっと可愛い。この回はエミリアが頑張って、室兄を振り切る勢いで前進、小妖精たちの壁に2回くらい突っ込みます。安達妖精も掴まれかけて手が滑ったらしく、掠った手に、肩を叩かれてました。首が苦しく、「もうあかんわー」みたいな弱音を吐くエミリアに「母上!ちょっとおっさんみたいになってます!」と公爵様から突っ込みも。この日も登場から笑ってる渋谷氏。2人の間に立った瞬間に「ブッ!!」と思いっきり吹き出す始末。終始グダグダで、頷く事と、公爵親子を見ることしかできないギルデンスターン。公爵親子の顔を代わる代わる見て、笑って台詞を放棄しているすばるの態度に反応してくれるのは主にヒナ。ヨコも同じくらい見てますが、構って貰えず(爆)あまりにニコニコの主従に、エミリア「あなた達、できてますね」と言い出し、「マーガレット様だけにしておきなさい」と忠告(笑)すばるは全く台詞が言えず、ヒナがなんとか状況説明のアドリブを入れたり、台詞が飛んだと思われるすばるが喋るきっかけの言葉を口にしますが、全くストーリーに戻れない渋谷さん。…アドリブはいいんだけど、台詞全部飛ばしたら話繋がらなくなりますんで、リピーターはともかく初見の方には不親切な舞台に…最低限の仕事はしよーよ!!渋谷さんがグッダグダの為、「城に戻ります」と自ら戻り始めるエミリアと公爵は後ろ向きではなく、普通に花道を歩き去って行きます。見送った妖精達は一瞬絶句した後、「魔法かかれよぉ!!」と悔しがっておりました>かわええ。

なんとか追っ手を追い払った後、騒ぎで目を覚ました桃が、歩き回り、長いアルバニーの足に引っかかって、それ切っ掛けで、アルバニーも目を覚まします。そこで間違えてさっき魔法をかけたことを思い出し慌てる妖精達の願いも通じず、アルバニーは桃に恋してしまいます。桃に対する恋心を切々と訴え、賛辞を惜しみなく語るアルバニー。帰国子女の中間氏の「beautiful!!」の発音が異様にいいです(爆)個人的には桃に恋人がいると分かった後、
「気にするな、アルバニー!」と自分に言い聞かせてるシーンが可愛くてツボ。逃げ回る桃と、追いかけるアルバニー。追いかけっこではたまに本気で走るアルバニーに、桃が追いつかれそうになる事も。この間やっちゃった感満載の妖精達は「穴があったら入りたい…」と、花道に出現した穴で、2人並んでその様子を眺めてるのですが(これがまた可愛い)、後半公演では飽きてきたのか、コンフィはともかく、エルフィンがとにかくごちゃごちゃしていた印象。退屈そうに眺めたり(正直すぎ)、自分の腕を枕に眠るふりして、コンフィティに頭突かれたり。最後ら辺は何故か花道の両端にずっとあるライトの並びを覗き込み、まじまじと見つめてましたが、もしや自分の姿でも映っていたのでしょうか(笑)大倉が見ていたものの正体を、是非教えて欲しいものです。
アルバニーと桃が去った後、ほれ薬の効力に頭を抱えるコンフィと、その効力に感心するエルフィン。18日だったかはアドリブで
「これが今流行のストーカーってやつだね」て、お前全然反省してねー。
元に戻すため、アルバニーの動きを止め、もう一度ほれ薬をかけてマーガレットを見せれば良いと提案するエルフィンにそんな上手くいくかなぁと渋るコンフィ。しゃがんだコンフィの耳元で
「失敗は成功の元って囁く姿がめっちゃ可愛い。でもこの時に変な笑い声(?)を出すのは止めてください、コンフィ(冷)この囁きは日によって可愛い口調だったり、甘い口調だったり色々でエルフィン目的で見てるものとしては萌えポイント。
決心したところで桃を追いかけ現れたアルバニーの動きを止めます。
たまにスキップしながら出てくるアルバニーは卑怯に可愛い。動きを止めたアルバニーに再度魔法をかけようとする妖精達、しかし肝心のところでエルフィンがくしゃみしてしまい、手元が狂って魔法は直樹にかかってしまいます。また間違った!!と顔を見合わせ慌てていると、今度はマーガレットと直樹が起きてしまい、…以下同文。魔法の力で恋に落ち、マーガレットを口説く直樹は、何故か標準語仕様。そうこうしてるとそこに桃と、それを追いかけてアルバニー登場。勿論桃もマーガレットも自分の恋人たちに助けを求めますが、魔法で心変わりした2人は、元の恋人たちを突き放し、互いに入れ替わった相手に愛を囁きます。心変わりを信じられないマーガレットが「あなたがいなければ私は羽をもがれた小鳥も同然です」と訴えると「ならば地面を這いずり回るがよい」と返される始末。こんなアルバニーの極悪な台詞がカッコイイ…>すっかりお気に入りのシーン。あまりの事に泣き出すマーガレットの元に、護衛のシートンが登場。マーガレットの脱走の手引きをしたのが公爵にバレそうになって逃げてまいりましたわぁとレースのピンクのハンカチで汗を拭い、オカマぶりを遺憾なく発揮。後半はマーガレットと仲良しさんで手を叩き合ってはしゃいでるのの可愛いこと!!ここに女の友情が(爆)!そしてアルバニーの心変わりに怒り、取り敢えず桃が逃げた後、追いかけようとするアルバニーに足をかけ、それを阻止するシートン。シートンとアルバニーがもめてる間にマーガレットを拉致しようとする直樹を止め、ひとまずマーガレットを逃がします。そしてその手を振り払おうとする直樹を「行かせないわ!」(ここで急にドスの聞いた声)と投げ飛ばし、公演にもよるんですけど、よく腕を押さえたり、蹲ったりしてる直樹の様子にいつか怪我するんでは、とハラハラしながら見てるファンも多かった筈。桃から先に事情をちょっと聞きだしていたアルバニーと、シートンにより、ここが日本でなく500年前のアセンズ国のはずれ、ホープランドの森である事を知る直樹。ショックでへたりこむ直樹の横に座ったシートンが「あなたよく見ると可愛い顔してるわね」と顎をとり、「そういう趣味はないんで」と直樹が逃げを打つと、「やぁねぇ、冗談よ!」と直樹のお尻を撫でるシートン(爆)これ、どんどんエスカレートして後半は股の間、前から撫でるように。たまにほんまに困って泣きそうな亮ちゃんが可愛かったり。でも前楽とかは前を押さえたままずっと動かしていて、直樹はただの変態でした。先に逃げ出したアルバニーの「桃様、ピーチさまぁ〜!」って台詞可愛いのですが殆どミス無のアルバニー、7日の昼だったか一回「マーガレット様〜!」と間違えて叫んでいきました。…そのまま捌けるシーンだったから良かったね(笑)でもアルバニーのミスは本当にこのくらい。エイトの10倍くらい役者さんでした。意外に演技うまいし噛むのも少なかった。直樹が捌けた後、「若い子には刺激が強すぎたかしら」等と微笑むシートン(本当にヤバイ感じの変態です)、アルバニーと直樹を見失い、事の次第がまだ飲み込めていないけれど、取り敢えずマーガレットを探しに走り去ります。役柄のせいもあるんですけど、とにかくマルが上手い!!そしてMCでのマルちゃんが嘘のように舞台上ではスベリ知らず。マルちゃんの登場に、仕草に、セリフに、アドリブに、客席にドッカンドッカン笑いが起こります!!!
皆が立ち去って舞台に戻ってくる妖精達。恋心をめちゃくちゃにしてしまった事で頭を抱え、一旦掛けた魔法は解けないから皆元通りにしてあげないと…でも上手く行くかなぁと、花道前くらいで互いの肩を掴みしゃがみ込んで凹みます。そこに他の妖精達が2人を慰め、励まし、歌を歌い出します(主に大智・濱ちゃん)。しゃがみ込んだ2人を起こして、肩を組んで歌うのですが、大智担当のコンフィはすぐに起きあがってくれるのに、濱ちゃん担当の
エルフィンは体育座りのまま立ち上がるのを拒否るようになったのは3日目くらいの事だったか…(早っ)大倉の重い体を、本人の協力なしに立ち上がらせるのは細身の濱ちゃんには不可能な事!!大倉、新手の後輩イジメか(爆)!?それを大智が手伝ったり、時にはやっさんまで手伝ってなんとか起きあがらせ、時に引きずっていきます(笑)14日15日だったか、最後まで抵抗して思いっきり引きずられた大倉は、お尻が摩擦で痛くなったのか、仕切に尻の辺りを押さえてました>意地悪するから自業自得ともいう。そして変に粘るから時間内に所定位置にたどり着けず、走って慌ててす事もしばしば。しかし細身で気の弱そうな濱ちゃんが大倉を持ち上げようとすると、余計重そうに見えました(爆)楠本にガッツポーズで励まされ、嫌々と首を振ってるのエルフィンもカワイイのですが、一番は最後、歌いながら、妖精達と肩を組んで踊る所!文ちゃんがエルフィンの右側、左側がコンフィで、いつもより視覚的に大倉巨大化率があがる感じ(爆)でも仲良しの文ちゃんとの絡みはめっちゃ貴重なので、これだけで5千円払える気持ちです。めちゃくちゃ可愛いの!!文ちゃんの笑顔が大倉に向けられてるのが貴重過ぎる〜(>_<)vvもーどうしたらええねんって位!!!文ちゃんの肩に手を回しても余って、指先でリズムとってるのがカワイイ。ある程度歌った後、ブランコに乗るエルフィンとコンフィ。「ここは取りあえずゆっくり休んで傾向と対策を考えますか」みたいな事を言い、妖精の杖を振りかざすと、「20分休憩」のボードが天井から降りてきて、1幕終了。
お前ら人の恋心めちゃめちゃにしといてやはり暢気すぎやしないか(笑)?そして私の中でこの曲はごっつ大倉とやっさんの曲って思ってたのですが、バック担の姉に指摘された所、歌ってる大半は確かに大智と濱ちゃんでした…盲目過ぎました?


     
                  第2幕へ>>>>>>



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