滝沢演舞城


2006/3〜2006/4 新橋演舞場

OP
花道にバトンジュニア登場。扇子を手に日本舞踊を披露。バイオリン少年もステージには登場ですが、私的には上手の袖から出てきてソロダンスを踊る河合くんに目が釘付け。めっちゃオイシイ&カワイイ!!黒金と赤もだっけ?基調のノースリだけど和物の衣装を纏い、踊る姿はとても良いのですが、ソロダンスなら五関くんでは?と勝手なイメージ。そしてアナウンスの声は、ジャニオタ長年やってりゃ嫌でも聞き慣れる森光子のもの。

春の踊り
「春の踊りは……」のかけ声で「よーいやさ!」の合掌?が響き、漸く舞台の幕が開きます。五重の塔とか、和物っぽい豪華なセットが沢山出て、登場の時は青のマント白いふわふわ縁取りを羽織っていたキスマイも、上を脱げば和物衣装。ABCも藪&八乙女、キスマイ等々は黒金の衣装でデザイン違いですが、勿論藪様辺りの衣装が一番豪華(右肩から赤い袖付いてます)。扇とかを手に踊ったりしてなんとも煌びやかにかに豪華。何が驚いたって久しぶりに観た藪様の成長ぶりと、手足の長さ!でも顔の大きさは全く変わってなくて、ホント九頭身とか十頭身の世界。成長期真っ直中って感じの尋常じゃない細さもそれに拍車かけてるんでしょうけど!しかもダンスとか結構好み!立ち位置良いのも勿論そうなんですけど、やはりレア感がそう感じさせるのか!!>最近関西ローカルタレ関係がメインなもんで……。そうこうしてると滝が二階右桟敷に登場。白のふりふりだか光沢だかスーツでフライング!やはり滝ちゃんのフライングは綺麗!!フライングなんて見慣れた筈なのに思わず初見ではガン見してしまいました。フライングしてる滝ちゃんの下、というか舞台では先程のジュニア達が踊り続けてますが、藪様だけ、次の登場のスタンバイで一足早く捌けてました。ああ、なんかちょっと残念な気分。フライングを終えた滝の簡単な挨拶が入り、昔話の流れへ。

おじいちゃんの昔話
ここでは上手から普通のカジュアルな洋服に着替えた藪が登場。日本の伝統の昔話を語るテーマの為、藪様がそれを説明して、「ねっおじいちゃん」と茶色の和装姿の横山さんが腰掛けていたステージから立ち上がります。そうか、横はもう藪様のお祖父ちゃん扱いなのか……。横が「おじいちゃんが子供の頃は〜」と昔の話をすると、イントネーションで藪様が「あれ?おじいちゃんってもしかして関西の人?」としらじらしく聞いてくれて「昔、関ジャニ∞ってグループあったんやけどなぁ、あれから70年、とっくにみんな、死んでもーたわ」とここで小さな笑いを取る設定。4月公演では「あれから102年……みんな死んでもーたけど、お祖父ちゃんだけこんなんなピンピンやわー」に変わってて、藪様に「お祖父ちゃんって何歳なの?」と突っ込まれるやりとりに変わってました。ま、それで別に話が広がるわけではないんですけどね。おじいちゃんの子供時代の娯楽はベーゴマやカルタ、紙芝居だったと、説明。で、義経を知ってるかって話で、「当たり前だよ、去年大河ドラマでタッキーがやってたじゃん」の流れで、行ってしまえば日本の昔話?ダイジェストが。藪様が説明してる間に、横は髭と帽子を取り、ちびっこ達に陣羽織だけ被せて貰ってスタンバイ。

<少年忠臣蔵 四十七士>
四十七士口上

横山氏は振り返るとごっつ真面目な表情に変わっていきなりナレーション。「元禄元年12月14日主君浅野内匠頭の恨みを晴らそうと……」と続けますが、今回の舞台で問題視されているたるんだ顎肉もちょっと上向きのこの時は気にならず、おっとこまえ!凛々しい感じ。ただ、4月に行った時にはすっかり髪の色が茶髪に戻っていて、それが残念。やはりこのナレーションするのは黒髪がいいんだけどなー。ただ、横山さん致命的に黒髪似合わないから仕方ない部分もあるのか。この場面は、白黒の忠臣蔵の陣羽織衣装のジュニア達がただただ自己紹介していく場所なのですが、(最初は史上の人物、後半は自分の名前)冷静に考えればオイシイ話だ。ちなみに大石主税の役は八乙女でした。自己紹介の際の一言ダジャレ?は自分で考えたのかしらん。個人的には「人は私の事をカワイイカワイイという。なぜなら私の名前は河合郁人」ってのが可愛くて好きです。小Jrが圧倒的に多いので、聞き取りにくい声も多いのですが、河合君とトッツーだけ異様に滑舌良くて良い感じ。うーんもっと演技の仕事とか回ってきたらいいのに。4月公演の昼の部で、藪と八乙女が「堀越高校1年!」とか「堀越高校2年!」って不自然に挨拶してたんですが、どうもこの回に堀越の教師陣が観劇にきてたみたいです。おっかしーなと思ったんだよ。最後には花道の奈落から大石内蔵助タッキー登場。座長としての挨拶は長い口上だけにちょっとカミカミになったりもしましたが、挨拶を終えると、舞台が回って大倉登場!

ゲタップ
ここはもう忠臣蔵ちゃうよね?大倉はスネアドラムを和装(上は青で下が縞々の袴)正直見飽きた感のあるスネアドラムですが(酷)これはカ●ンの中●氏のボイパのように延々続けていくんでしょうかね?しかも全く脈絡もなく始める感じが痛すぎる……。大倉氏、3月公演は髪を下ろしたままでしたが、4月は伸びてきた髪が鬱陶しいのか後ろで一括り。まぁこれも似合うけどね、とか思ってたら、4月の夜公演では前髪もひっつめ、更に下の髪は括るという二段構え。もうちょっとマシな括り方なかったんかい!!まぁしかし、ドラム叩いてると前髪が落ちてきて良い感じになったんで許しますけど>激甘。滝は花道からステージに移動。舞台中央のドラムとか鳴り物セットに囲まれて、鳴らしてる感じ>実際はしてないんだろーけどさ。3月観劇の時は、結構隣でドラム叩いてる大倉がタッキーの方見て、目があったら笑い合ったりしてて可愛かったんですが、4月に行った時はその手のアイコンタクトがなくてちょっと残念。そういや3月公演はそのタッキーらの前で金髪のジョーイが微妙な感じのフリーダンスを繰り広げ、なんも言えなかったのですが、4月公演にはジョーイ自体がおらず、その場面はカット、後ろの方ででっかい太鼓の上でそれを鳴らしてる(おそらく設定)の滝は一緒です。大倉は太ドラムだけ叩いて次の登場の準備の為にさっさと捌けてしまい、出番的には結構寂しいぞ!

<滝沢隊長と白虎隊>
4月公演では会津の城下町の賑わい光景を現すので、「青い山脈」が追加になってました。白虎隊メンバーは白の上に袴で踊ってて、チビッコ的にも出番増えておいしいかも。その平和が破られる感じで、敵の軍勢が攻め込み、少年剣士達の登場シーンからのスタート>と言ってもまぁ、青い山脈踊ってたメンバーが下手に用意された刀持ってきて、構えるだけの話なんですけどね。獅子のたてがみの敵の軍勢は大将が大倉(紫のたてがみ・他は白のたてがみ)でキスマイの3人とMAD。偵察に行った滝沢隊長が戻ってくるまで城を守る少年剣士達に対し、「我々も舐められたもんだな」と吐き捨てる台詞が大倉氏初めての台詞!!嬉しい!それに対する藪様やABC達少年剣士達。大倉は弁慶といい、刀振り回すより、でっかいもん振り回してる事多いですね……普通の殺陣下手くそやったんかな?滝が戻ってきた白虎隊にあっさりやられる大倉の軍。追い詰められ、白虎隊の旗を持って振り回し抵抗するも、滝に追い詰められる大倉。しかしそこで砲弾が滝を襲います。倒れる滝に白虎隊が駆け寄る間にそそくさと逃げ出す大倉>ダサッ!そういや3月の時は砲弾でやられた滝の衣装に穴が空いてたのですが、4月は綺麗なままでした。火薬の関係でその演出もNGになったんかな?滝と白虎隊は、敵方の軍勢が錦の旗を掲げている為に、抵抗することすらできなくなります>逆らったら賊軍になってしまうから。そして城が燃える様子に城を、国を守れなかった事を嘆きながら、自害していく白虎隊……。河合くんとかトッツーとか、だから演技が上手すぎるから、自害のシーンで泣いちゃうんだよー!!もー話が辛いし……なしてこの舞台で泣かなあかんねん!最後に切腹した八乙女が兄である滝に介錯を頼むのもー!!うう、辛い(T_T)「何故子供達が死なねばならぬ!」と叫ぶ滝が剣を振るうと暗転、滝ちゃんは捌け、紅蓮に包まれた城をバックに敵方の大倉達が旗を掲げ、「地獄だ……戦いは全てにおいて地獄だ!」と言い残し、この場面は終了。3月の事件前公演の方が城の燃え方にリアリティがありましたが、4月もスモークは出てたし、炎は全て映像でフォローしており、違和感ない演出になっておりました。

<MASK>
仮面

舞台中央奥に浮かぶ顔に滝の顔が映し出され、色々な顔を持つと、SHOCKでも見慣れた表情が変化していく演出。この手の顔の写し方って美形でないと絶対できへんよなーといつも思います。舞台上に登場の滝は台の先っぽの方に乗り、その下から花火みたいなのが噴き出す演出でした、3月は。こんな下向きに花火とか出して、火とか、大丈夫やねんなー、さすが演舞場と感心しておりましたがその数日後に事件が……
あかんのやん。ちなみに4月公演ではスクリーンに火が映され、効果音とでフォロー、しかしステージ自体にセットが乏しい場面なので、まぁ前をしってるだけに代替え演出やなぁと冷めた目で観察してしまいすんません。幾つもの仮面を外しながら扇子や傘や金の紙を下に流すヤツ(名称忘れた!)など色々技を披露し、途中影武者に代わって(ちなみに影武者は北山君みたいです)、次の準備に備え、最終的に全ての仮面を取り去ると滝の顔が!!ってこれKTKからすっかり長らくジャニ和物の伝統芸となりましたね。
そして全てを取り去った滝メインでABC+キスマイ+MAD+藪八乙女がバックについて一曲。あんまし詳しくないんですけどこれも滝曲なのかな?衣装は黒金基調の和物で、でも既出のものとは違います。衣装、バックも金かけてもらってるなー。

娘道明寺
花道に老翁姿のヨコが出てきてナレーション。女の執念を題材にしたものの代表格って事で安珍清姫。滝ちゃんは安珍になったり、清姫になったり忙しいです(笑)勿論そんなで影武者も一杯登場ですが、スタント的な要素で使われてるのでさすがにJACの人かなぁ。体格全然ちゃうかったし(笑)清姫(?)になってフライングするタッキー。使ってる着物がこtれまたごっつ金掛かってる感じで綺麗っすわ。事前に聞いていた女形とはまた違うシーンなのですが、なんかこうホント色々沢山でタッキー大変だなと(笑)ちなみに女の執念って事で貞子みたいな女の人が客席通路を通ったりしますが、その時に小道具の髪の毛を釣った棒をわざと客席の人に当てたり、ちょっと驚かせる演出なんでしょうけど、あんまし客席は嬉しくないぞ。最終女達の亡霊と寺の坊主の攻防があり、安っぽい緑の蛇に絡まれたりしつつ、最終的には道明寺の鐘に隠れた安珍を清姫が締め付ける……のはスクリーンと映像で誤魔化してました。ちなみに安珍の末路を為す術もなく見ている寺の坊主の一人に藪様の姿が。藪様、意外にこーゆー格好似合ってて、沈痛な表情を浮かべたりするのにはちょっとときめいたりして>気が多いよ、ホント。

<山寺の和尚さん>
道明寺のさっきの暗さもなんのその、坊主=山寺ってツナギで、一転明るくチビッコ達のゲタップ。しかしメインの森本・小野寺はドリボで見慣れて多少愛着も出てるし、もう一人の山田くんは、相当可愛いので、結構楽しみだったりして(笑)でもちびっこばっかりなんだけど、これがなかなか一生懸命かつ、良い感じに踊れてるのです!頑張って練習したんやろなーと思うと、もう我が子の学芸発表会を観に来てる親の気分に。

<滝の白糸>
滝ちゃん水芸コーナー。話知らないのですが、水芸を売りにしていた旅芸人・白糸がお盆や花から水芸を披露し、その芸は盛況を極めていたが、人気を妬んだ者に水芸のからくりを壊され?得意の水芸が披露できなくなると、自らの血で芸を全うしたってお話なのかな?よく分からない。ジャニ舞台だけにその白糸の評判を書き付ける瓦師は勿論東ジュの子なのですが、誰か分かってません……すみません。でも滑舌はイマイチ。太夫である白糸なので女形なんですよね、これも?普通に綺麗だったんですけど、「芸人魂ここにあり」とかタッキーが自分のことを芸人×2と再三口にするのには抵抗が(笑)タッキーはキラキラのアイドルやで、芸人は袖におるやろ!とついつい言いたくなる(笑)しかし何があっても芸を全うするのみ!って台詞は3月に色々あっただけに、妙に力強く感じられました。その後、なんか障子にぶら下がって宙から落ちる?白糸とかいうよく分からない演出もあるのですが、意味わからん。色んなジュニアがタッキーの影武者をつとめますが、ここはさすがにJACの人かと。後ろ姿あきらかにゴツイし(笑)
「なにがあっても舞台を続けろ」的な事を言い残し、次の準備の為に捌けたタッキーの場つなぎに、ダンスするJr達。こん時のABCの綺麗系ダンスがすんごい好き。

ナレーション
勿論森光子。場つなぎ的なナレーションで、「名作滝の白糸もタッキーの手にかかればタッキーの白糸って感じでしたね」っておもしろくない。

<男の花道>
お話的には当代の名役者である加賀屋歌右衛門(タッキー)が昔失明する所を名医と名高かった、土生玄磧(大倉)に救われ、江戸一番の人気座に。そこへ旗本の横手組がその権力を世間に誇示せんが為に、歌右衛門を座敷に呼んだが、「芸は舞台でおみせするもの」と断られ、その首領である田辺嘉右衛門が腹を立て、玄磧を罠にかけ、彼を人質にされて横手組の要求に従い、舞台を途中で降り、歌右衛門はかけつけ、玄磧の命を救うという男の友情話?実際はロクな説明もなく、歌右衛門の舞台中の話から。舞台奥映像から続く通路セットに半透明の綺麗な傘を差しながらの滝沢氏。むっちゃ綺麗!パンフみたいに化粧を施してないんですけど、元の顔が良いって素晴らしい事なんですね……。舞台で踊っていた歌右衛門が、手紙を渡され、いきなり客に正座して謝るところから。ひゃー∞の土下座は見慣れてありがたみもないけど、滝ちゃんにそんなの恐れ多い!!舞台を中断する事を謝り、花道を通って捌けていく姿は、十分綺麗でした。そら女形としてはまだまだなんだろーけど、ちゃんと女形やってるんだなーって位には仕草も女形でした。なんせ顔立ち整ってるからなぁ。そして舞台には田辺嘉右衛門とその一味、そしてそんな連中に囲まれた土生玄磧。またこの
悪徳代官風の如何にも成り上がり者っぽい横山氏の煌びやかな着物の似合うこと!!適役!ハマリ役!こんな悪徳代官の似合うジャニーズ、ちょっといないよ!「先刻の抗言を詫びて、ねこじゃねこじゃの一つも踊らんか!」って台詞が死ぬほど好き!!猫じゃ猫じゃと大倉踊らせて〜。それに応える玄磧、ちっとも悪びれもせずいけしゃあしゃあと「踊りませぬ」と言い放つんですけど、その不貞不貞しさがたまらん(爆)借金した人間の台詞じゃねぇ(爆)この時の大倉は髪も降ろしてて、良い感じに男前。勿論そんな態度は横山の逆鱗に触れ、切腹を迫られますが、そこにタッキー一座が登場。タッキーとABCとキスマイあたり。タッキーは黒の着物袴なんですけど、またこれが綺麗な着物で!ABCとかキスマイのは笑点に出てきそうな青とか黄色とかのはっきりした着物だったからさ(笑)約束通り一曲舞いましょうと、タッキー一座は踊りながらヨコ一味を圧倒、無事土生玄磧を取り返し、田辺嘉右衛門らを感嘆させたのです、的な終わり。ちなみに最後の最後まで、タッキーに助けて貰った時ですら偉そうな大倉玄磧(笑)お前何様やねーん(笑)!!>でもツボ。

<七変化>
そのまま客席に降りた横山嘉右衛門はナレーションも兼ねて、その歌右衛門の本の舞台を観に行こうという展開で、舞台の演目が櫓お七もとい、八百屋お七へ。これもセットが豪華だ……。

櫓お七
ここでなんとなんと!
「Here I am」の和バージョンが復活!!めちゃくちゃ音源化してくれなかった、Jr時代のタッキーの名曲!バックのダンスが大好きだったんですけど、何故かこの曲を踊るタッキーは少林寺とか訳のわからん設定で、オレンジの稽古着姿。うわぁぁん!!せっかくのこの曲なのに!この曲こそ、ごっつ金のかかった着物で是非!!でもまぁ、バックはおいしかったんですけどね……。途中でタッキーが変な狐の上着みたいなのを着て、舞台裏に隠れちゃうと、歌のパートは、北山→藤ヶ谷(ラップ)→藪とか順に歌っていく感じ。セットの上でめっちゃ堂々と歌ってる北山くんの姿は誰の曲やねん(笑)といっそ微笑ましい程不貞不貞しい(笑)私的には演舞城は藪様にメロメロだったので、藪様の声をうっとりと聞いておりました。いや、結構意外に良かったんだよ>どんな遠回しな言い方だ。最後に狐のタッキーが翁姿で出てきて、ヨコが「ここでまさかの老人芸!」と誉めて終わり?普通に「Here I am」の和バージョンを堪能するってのはナシですかい?狐は可愛いけど意味あんましないじゃん、と思ったのですが。

バンジー
天井から籠が降りてきて、そこには女性ダンサー&とっつー&塚ちゃんが。下手には五関&河合くんコンビが登場。五関&河合コンビはドリボでも見たロープ技(服を着てるだけでとっても見やすくなる)、とっつー&塚ちゃんは揺れるゴンドラでバランスを取りながら両手を離してアクロ?を披露。とっつーはそのままゴンドラと一緒に天井へと捌けてしまいますが、塚ちゃんはロープを使って上手に移動、遅れて登場のタッキーのバンジー絡みのアクションに合わせてセットアクロ、まっさかさまツカちゃんを披露。3月の観劇は2階席だったので、このコーナーは見やすく、相当堪能できました。4月は昼が一階桟敷の一番後ろ、夜が1階前列での観劇だった為、このコーナーは苦しい(笑)特に一階後列は全く見えませんでした。で、前列はちょうどタッキーがバンジーして降りてくるぐらいの列観劇だったので、当たらないと分かっていても視覚的に怖くて上を見上げられない(苦笑)ただ、まっさかさまツカちゃんとはちょうど視線が合う位に勘違いできる位置だったので(笑)こう見えてもABCでは塚ちゃん一押しのワタクシ、思わずまっさかさま塚ちゃんの虜に(爆)でも職人芸の域に達してるABC……どこまで行くの??

鞍馬山
このセット、凄いんです。
舞台に滝が流れてるんですよ!!ちゃんと鞍馬山なんです、ごつごつと岩のセットがあって、それもただのハリボテじゃなくて、岩の端っこに人が座れるんですよ!!この1シーンの為にどんんだけ金かけとんじゃー!!と驚きが全てを凌駕します。鞍馬山で子供達が遊んでると、そこに天狗が現れ、子供達を襲い、それを牛若タッキーが助ける話ですな>すげーなオイ。ちなみに子供の中に藪や八乙女も入ってるのですが、キミタチ、子供役をするにはもう些か成長期の恩恵を預かりすぎてるのでは……。それはさておき、天狗と戦う牛若。滝だけでは飽きたらず舞台の上はどしゃぶりの雨!!大丈夫なの〜演舞場!!戦うものの子供達を助ける事もできない自分の不甲斐なさを嘆き、鞍馬山で天狗相手に修行を積みます。で、力尽きて?倒れていると、天狗の一人が岩場の上に現れ、その仮面を取ると、それは藪??藪って結局天狗で牛若の腕を試してたとかそんな設定なの??分からない…。「ありがとう牛若丸、あなたのお陰でこの鞍馬山にも春がやってきます」みたいな事を言って、牛若に布をかけてやる藪様。藪様と言えば昔からどこの散髪やで切ってんだって散切り頭が基本なのですが、この天狗姿での登場シーンは、先程どしゃぶりの雨を被った後なので、濡れていつもと違う感じに。あのごっつ男前になってるんですけど!!髪型で騙されてるわー、いつの間に……藪相手にこんな感想抱く日がくるとは……さすがジャニーズ、すげえわ。

<五条大橋>
義経は2部と聞いたのに、これは名場面シーン扱いらしい。花道に弁慶大倉登場。「母親の腹の中で三年、生まれた時には二歳児三歳児の大きさで歯も生えそろい、気味悪がった親に捨てられたこの男、千本目で牛若丸と運命的な出会いをします」みたいなナレーション(横山)が入り、花道で2人程から剣を奪った大倉弁慶、ステージ上の五条大橋で牛若丸と対峙。もー滝沢牛若の華奢な感じと、でっぷりがっしりの衣装がそらぴったりだわな大倉の弁慶の対比はそら牛若&弁慶的には悪くないのですが、
アイドル的にはめちゃくちゃ問題あるわー!!大倉お前、この舞台入ってからどんだけ太った!?言ってみやがれ!まぁ。そんなこんなでいよいよ名場面、もしや滝ちゃん、ここでもフライングで戦ったりするの!?と期待一杯、自分的には見たことのなかったKTK(ビデオのみ)を連想して胸を膨らませていたのですが、ええ、はい瞬殺でしたよ。一瞬で牛若タッキーに槍をはたき落とされ、そそくさと橋を降りる、大倉弁慶。こ、これで終わり?終わりです、はい。この場面も1幕も。弱っ!!!こんな激弱弁慶初めて見たわ……。

      >>>>2幕につづく。



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