滝沢演舞城


2007/7 新橋演舞場

行ってきました、演舞城。台風のお陰で2公演観劇予定が、たった1度きりの遠征になったので、がっつりレポを上げるつもりが、観たいものが多すぎて偏りまくりの簡易レポになりますが、あんまりにも良かったので去年の自分のレポを参考にしつつ(笑)感想レポなど。今回のパンフは細かい演目順とか書いてくれてなくてちょい不親切ですが、演舞城のパンフは相変わらず豪華。これで2千円って安いよなー。
1公演だけと言っても、去年4公演観てたので、基本的な流れは似た部分も多く、観劇の際に助けられ、風間の出番も分かりやすい登場が多かったので、大体外しなく、拾えたかと。ただもう、こちとら久しぶりの生風間にテンパりすぎて、風間が出てる部分は恐ろしく他の部分観られてません。数回観れたらその余裕もあったんでしょうけど。ああ、こんな楽しい舞台!!どうして大阪ではやってくれないのか!?どうして回数入れないのか!!今度再演あったら、ちょっと反省して優先します。
簡易レポなんで、詳しいのは去年のレポを参照で良い感じかと。(あくまで再演、焼き直しなんで)そんなこんなで前置きが長くなりましたが、GO!



OP
花道に藤間貴彦(日本舞踊)、バイオリン少年がいたのは覚えてますが、今年はバトン少年いない?3階観劇だったので、一部見切れる所もあり(花道はほぼ壊滅)あんまり自信ありません。河合くんがソロダンス踊ってオイシイOPは去年と変わらず、その辺観てるとちょっと1回しか観られないワタクシ的にも安心できます(笑)再演って素晴らしい。

春の踊り(いにしえ〜Night&Day)
大体流れ的には去年のと似てます。五重の塔の演出とか、キスマイの出方とか、個人的にはここでABCとから辺と混じって踊る藪様のダンスに釘付け!!去年と同じ和物の黒金衣装に見えるのですが、藪様絶対身長の伸びてそうだから少なくともお直しくらいはしてるよね(笑)ここで普段滅多にバックを踊る事のない藪様の零れるような笑顔を浮かべながらのダンスがもう!!絶品。ダンスもきっちり踊れてますが、それより表情が本当に楽しそうで、観てるこっちを幸せな気分にしてくれます。でも滝の2階桟敷からのフライングしながらの歌もあったし、基本的になんだろ?去年と変わったのってなんかハリボテの龍がふわふわ飛んでた位?セットも微妙には変わってましたけど。

忠臣蔵
去年みたく昔話を始めるぞ、的な流れはなく、滝がシンプルに説明して「忠臣蔵」への流れで吉良役の風間が花道より登場、忠臣蔵のあらすじを独白と言う形で説明。正直
風間の声が生で聴けたら幸せなやっすいファンです。←本当に風間の声が好きなもんで。滑舌良いから聞き取りやすいしねー。独白によるナレーションが終わると一回捌ける風間。吉良邸にに討ち入った大石内蔵助の滝の立ち回り、最終的に内蔵助、滝と、吉良、風間が刀を交えるシーンもあり、おおお、これだけでもお江戸まで来た甲斐があったと言うもの。最終的には四十七士に追い詰められ、命を落とす吉良、風間。その後は去年と同じく四十七士役のジュニアの役名を交えた自己紹介タイム。私の贔屓の子の確認及び、詳しくない東京ジュニアの子達の顔と名前が一致する貴重な時間!あんまし覚えてませんが、ABC辺りは去年と台詞一緒だった気が?真田くんは「時代劇に似合う真田佑馬です」みたいな自己紹介してて、橋本良亮が私の観劇日誕生日だったらしく、「7月15日をもって15歳になりました」的な台詞を言ってたかと。玉森くんが(あんまし知らないんですけど)抑揚のない声で「玉森裕太、家の中は雨漏り」と言ってヤヤウケしてました。そういや去年は大石主税役は八乙女でしたが、今年は藪様でした。藪様は大石主税と同じ17歳だと言った後、「ちなみに大石主税は小柄でしたが、私は175CMです。時代の違いを感じます」みたいな事言ってましたが、……藪様もっとない???去年の時点でもヨコより大きかった気がしたんですけど(汗)
で最後に控えしは我らが演舞城の座長を務めます的な紹介で大石内蔵助こと、滝登場。ここで軽い挨拶があったかと。

ゲタップ(山寺?)
去年はここでゲタップで、大倉がドラム叩いてましたが、ちびっこ出てきて、ゲタップしてたのは覚えてます。中心が裕翔(一人明るいピンクの法被だった…笑)とかあの辺のメンバーだったかと。

白虎隊
↑からの流れで白虎隊、なんですけど、今回は相当ダイジェスト版。ナレーションが風間の声だったのでうっとりと聞き惚れてましたが、白虎隊をSPドラマでやった藤ヶ谷くんとかがオイシイのかと思いきや、去年は大倉だった敵方の大将が北山くんに、その家来で藤ヶ谷くんと渉ちゃんでした。この3人が突っ立ってる前でスクリーンの燃えて見える城に絶望した白虎隊の面々(Jr)が次々に命を絶っていくんですけど、戦闘シーン(殺陣)も、錦の旗の行もなしですかい??去年はここ、どうしても泣いちゃうポイントだったんですけど、今年は観客置いてきぼり。つーか、北山くん達は突っ立ってるだけなのか(笑)と思ったら最後の「この世は地獄だ!」的な台詞(それも北山くん)だけ言って捌けてました。あんましにもダイジェスト版過ぎて、全然感情移入もできなかったので、この辺は去年の演出の方がずっと良かったなぁ。藤ヶ谷くんせっかく白虎隊出たのに、全くその辺は絡ませて貰えないのね(笑)あ、去年と同じく滝は日向隊長なんですけど、その辺の行も短かった。

MASK
基本的には去年と一緒。ちょいMASKの種類は変わってたかも?位の印象。

松明とか出てくる歌(曲名分かりません?)
去年もあったんですけど、これはバック的に絶品の曲なのでたまらない!!ごっつ踊ってくれるんでね!!全体的に暗い照明で、中国雑伎団のように次々とアクロを繰り広げて(ちょっと)踊る塚ちゃんがオイシかった。衣装も赤のチャイナ風。勿論中心には滝がいます(笑)後、藪と八乙女のシンメの部分のダンスとかもすごい好きです〜。

白波五人男
これにはジュニアが白の和傘に着物で5人登場で役名と台詞と共に自己紹介。私が見た回では中島裕翔と森本慎太郎とオカケンジュニア(スマン、名前覚えてない)と藤間貴彦と京本大我でした。オカケンジュニアが前の週に演舞城観劇側で来てたとゆー噂を聞いてたので、出てる事にオドロキ!!初めて見たけど、お父さんの方が格好いい(爆)私が見た日の前日は慎太郎の代わりに龍太郎がいたそうなので、受験の神様の収録の関係か、オカケンジュニアの枠を他のメンバーが交代で空けてる感じなのか?(元々は裕翔、大我、藤間、慎太郎、龍太郎だったそうです)

「男の花道」から加賀屋歌右衛門
横手組の頭の田辺嘉右衛門役で風間。土生玄磧の役は藪様で、これまた似合ってる!最初嘉右衛門と玄磧が花道に登場で、座敷に加賀屋を呼ぶ話で売り言葉買い言葉風に約束を交わし、滝の舞台→横手組の座敷で嘉右衛門と玄磧のやりとりって感じ。ちなみに横手組の手下役で北山くんも登場。お気に入りの台詞の「猫じゃ猫じゃと踊ってみせろ」も聞け、玄磧が「謝るような事はしてない」と言い切る台詞もあるのですが、去年のそのやりとりは、なんて悪徳成金の嘉右衛門役が似合うヨコ(ふっくらと二重顎ぶりがまた……役作りと思いたい)!!不貞不貞しさがたまらん玄磧、大倉!って感じだったんですが、風間は切れる野心溢れる感じの有力者嘉右衛門、藪様は若さ故の真っ直ぐな気性の玄磧って感じでした。同じ役なのに演じる人が違うと、全然受ける印象違いますね〜。去年の加賀屋登場は、ABCを引き連れての攻撃的な感じの男舞を踊る加賀屋でしたが、今回は最初女舞?と見せかけて、男舞を一人で踊る加賀屋に普通に感服し、賞賛の言葉を口にする風間、嘉右衛門という感じでオチ。
藪様の初々しい感じの玄磧もめちゃときめいたのですが、去年の不貞不貞しい玄磧と、アイドルとしてここまで悪徳成金役が似合うなんて!!と感動を覚えた(一応褒め言葉)ヨコの去年バージョンの方が、私は好みだったかもしれません(笑)

「安珍清姫」から清姫
最初の古くからの怪談話のナレーションは昨年のヨコに変わって、嘉右衛門の格好のまま、風間。幽霊やお化けに驚きつつ右往左往した(演技の)後、捌け、清姫を見る(?)山寺の僧侶衣装の藪様は健在←安珍役ではないよね?貞子みたいなズルズルした演出とか、貞子みたいな人らが複数宙づりになってる演出はなくなってました>あれ好きでなかったからすっきりして良かった。

滝の白糸
基本的には水芸で、去年と同じ。舞台をハンマーで殴って装置を壊し、邪魔する役の人が、去年は中年の人だったんですけど、随分若返っていて(笑)びっくりしました←ちょっと寂しい。白糸の覚悟を見せる部分(腕を傷つけて、自分の血で水芸の代わりにする)は去年は障子に血しぶきが勢いよくかかる演出だったんですけど、今年は上から血がだらーって垂れ流しの演出に変更。うーん去年の方が私的にはしっくりきた感じかなぁ。

(七変化)グリースリーブ〜天草四郎〜八百屋お七〜義経千本桜(狐忠信)〜雷神不動北山桜(雷神)〜老人〜花魁
去年は七変化、結構説明が入りながらだったと思うんですけど、今年はナレなしだったんで、ちょっと分かりにくかったかも。ちなみに上の順番は観劇前にネットでリスト拾って行ってたので、変化についてけましたが(何が何かなんとなく分かった)、これ予備知識ないしに観劇だと結構辛いかも。前半は去年にはなかったクラッシックっぽいので、和とクラッシックの融合ってのは静かな感じでなかなか良かったんですけど、和Hereがなかったのが私的にはやはし寂しい。天草四郎も説明なくってなんか派手な格好に変わったなぁと、書き出していたリストに目を落として、多分これが天草四郎なんだろうなぁって思った位。コスプレ的に衣装がコロコロ替わっていってた位のイメージ。この流れは、結構今年の方がやっつけ的な感じになってたような?←演舞城のDVDで去年の観たら今、そう思った。そう思うと滑舌悪くても去年のヨコのナレーションは必要だったんだなぁと(笑)

バンジー
2階左桟敷で河合くんが太鼓、残りのABC3人が花道でアクロ。だけど去年みたく籠を使っての演出がなく、ちょっと寂しい。今年は網を舞台前方に張って、それに器具を引っかける形でのアクロ多し。滝のバンジーとかは去年と内容は変わりつつも結構あったけど、ABC的な空中アクロの技の見せる場所は減ったかな?2人ずつ組んでの技とかもなかったし。去年ほど印象に残りませんでした>まぁ1回しか観劇できてないし(苦笑)

牛若(鞍馬山〜五条大橋)
最初は鞍馬山で、相変わらず舞台上に滝が流れてます(笑)鞍馬山の子供達が天狗に襲われ、それを助けようとするも、その内の1人(藪様)が滝壺の中に引きずり込まれ、助けられなかった自分の無力さを反省し、牛若が修行に励み、天狗と戦う、の行ですが、なんせ藪様、子供役にはもうおっき過ぎるよ(爆)だって牛若よかずっと大きいし、天狗数人に抱え上げられると長いし薄い(笑)先日少クラの公録で観たより、確実に痩せてる(苦笑)きっと仕事が詰むと痩せるタイプなんだろうなぁ……。去年は、まだ子供っぽい髪型だった藪様が水に濡れるといきなり男前になるのに心奪われたものですが、今回は最初から格好いいので、水で濡れた後もそのギャップとかはないんですけど、水に濡れて格好いいっていいなぁ>ブサ○クは水に濡れると結構大変な事になるのだ。
五条大橋は、勿論弁慶の刀の千本狩りシーンからなんですけど、今回の弁慶、藤ヶ谷くんは、大倉弁慶を見慣れた身には華奢で(笑)いや、藤ヶ谷くんはジュニアのなかでは身長もあるし、骨格もがっしりしてる方だとは分かってますが、なんせ去年の大倉が恰幅良かったもので(演舞城では良かったけど、その後のFTONツアーではひっくり返りそうになる位の肉付きでしたが……)刀を狩られる役で下手から出てきたのは高木くん。もー見るからにへっぴりで、瞬殺でしたが、それが私の持ってる彼のイメージにぴったりな感じで、めっちゃツボに入りました(爆)めっちゃ弱そうで、瞬殺ぶりが可愛い!!お薦めポイント!!その後、藤ヶ谷弁慶は五条大橋で牛若こと、義経とすれ違い、戦う訳ですが、あっれぇ???去年、このシーンで弁慶は瞬殺(激弱)だった筈なのに、今回はめっちゃ戦ってる!!!……これは大倉贔屓のワタクシの目から見ても殺陣の技術の違い……ですな、やはし>ちょっと複雑。藤ヶ谷くん上手いわー。格好いい!!でも大倉弁慶はあの瞬殺ぶりのヘタレ具合が可愛かったの!!ヘタレなくせに声はドスが効いてたのもまた良かった(笑)←盲目もイイトコ。

頼朝
今年は横山氏がいないので、頼朝は義経と一緒で滝が二役。早替えして、頼朝のシーンはショーでなく、二幕に続く演技芝居部分の感じでした。義経を呼び、平家殲滅の

      >>>>2幕につづく。



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