〜Vacation 3〜 ニッキメイン バケーション2の終了後、右袖からニッキ登場。携帯の音がステージに鳴り響きます。携帯の出所を探して、客席に降り、右の方の客席(3列目位?)を客の前を通って横断するニッキ>どんな演出や。途中、客の鞄を手に取り、音を確かめてみたり、ヒガシのポスターを買ってるお客さんを発見すると、それを一旦広げ、客席に見せるのはお約束のようでした。しかし人が買ったポスターで頭とか叩いたらポスター傷むからやめた方がいいのでは?一回何日か忘れたんですけど、バケーション仕様の紙袋の中に、お土産らしき和菓子の箱を入れていたお客さんがいて、紙袋からそれが現れた時には客席は結構ウケてました(笑)まぁそんなこんなで携帯とるまで異様に引っ張ります、ニッキ。しかも一切喋らない無言劇…。今回一番のトイレタイムだったかもしれません(爆)>今年も休憩なしの2時間半やったからさ。 そして漸くニッキは鳴っている携帯が自分のものだと気づき、電話に出るのです。 今までの2人のように、今はバケーション中だから電話はかけるな、みたいな事を相手に言って切ります。 そしてそんなニッキを通りすがりに発見するのがアッキー(笑)黒のノースリに黒のパンツ。「あれ?先輩じゃないですか!?」と声をかけます。なんでも大学時代のミュージカル研究会の先輩後輩の関係で、ニッキは後輩に会いに、バケーションで後輩のいるとある王国をバケーション先に選んだって設定のようです。MAはアッキーの入ってる劇団員って感じ。「久しぶりだな!秋山=スカトロ=サンドラ=ビッチ(ちゃんと聞き取れなかったから怪しい…しかし明らかにニッキが命名したっぽい)!」とニッキに呼ばれ、頷くアッキー。そしてアッキーとニッキが旧交を深め、話し込んでると、「ビッチ!」「ビッチ!」とアッキーを呼びながら(笑)MA達が左袖から登場。劇団員のメンバーを紹介し、学生時代の思いで話をするアッキー。この辺説明台詞も併せて、ほぼアッキーメインですな(爆)ニッキが大学時代にすごく上手な先輩だった!って嬉しそうに自慢する秋山氏が微笑ましい感じです。ここで色々小ネタもやるのですが、オオウケのものもなく、長くなるので、ここでは割愛します。 そしてそうこうしてると、「どうです?先輩も久しぶりに一曲(一緒にやりませんか)?」って展開に。 ●It’s SHOWBIZ!! 基本的に私、年隊様の歌は、ニッキの声が一番好きなんですな。ここではバックにMA+女性ダンサーがつきます。ここで先ほどのアッキーと同じく黒ノースリに黒パンツだったMA、アッキー&町田さんは上に黒のジャケットを、パナ屋良は紺のジャケットを羽織ります。ニッキは黒のハット帽にショッキングピンクのシャツ、黒のジャケットになぜかジーンズ。あんましジャニっぽくないプロのダンサーみたいでした、MA。…それにしては屋良っち飛び抜けて小さいんだけどさ(笑)ミュージカルっぽい曲とダンスで普通に素敵ですvそして、最後のところでニッキより前に出てしまうMA達…。なんでもニッキはダンスの巧い先輩だけれど、誰かが自分より前で踊るのが我慢ならないとかで(笑)前に出ると殴られるとかキレるとかって人物設定になってるんです(笑) お約束で、謝るMA達、まずはアッキーが殴られ(笑)、町田さんが蹴られます。で、後の二人は??と思ったらお咎めなし。これ、多分親密度の違いなんでしょうかねぇ。 そして一曲踊って和気藹々としていた劇団員の前に、突然の音楽とともに現れたのは、親衛隊を引き連れたこの国の皇太子、次期国王(長谷純)だったのです。王子が現れる前に行進しながら現れる親衛隊の先頭は風間&斗真。親衛隊の制服は上が紫で腰の部分を黒のベルトで締め、下は黒のパンツ。紫の羽根飾りつきの黒の帽子(兜??ヘルメットみたいなの)被ってます。登場はよくある外国の兵隊さんぽく、足とか腕とかが90度にあがる感じで行進。なんか風間氏は全体ちっちゃいので、その姿が大変かわいらしいのですv斗真は…すらりとしてるので普通に格好良かったっす。その二人の後ろに続く兵士がHISHの面々。事情が分かっていないニッキに、このお方をどなたと心得る!!と水戸黄門の、助さん角さんばりの風間&斗真が(この辺の2人の動きとか表情とかすげーツボv)説明。持ち上げ、説明を受ける長谷純、ブレイクダンスを披露し、決めは鯱のポーズで(笑)もうすぐこの国の王となられるという説明をする風間と斗真に、よく「私には(王位を継ぐという)意味が分からない」と頭の弱いキャラを演じ、ボコボコにされる長谷純(笑)>この辺素っぽい。2人とも実に楽しそうに長谷純突き飛ばすんですもん(爆)この辺で王子を奉るポーズを取る親衛隊の面々、実に楽しそうです。HISHも楽しそう…多分このバケーションが一番HISH的に楽しかったのでは??みんなめっちゃ笑顔でしたもん。長谷純の台詞で「こんな舞台だミュージカルだとか言ってるからこの国は馬鹿ばっかなんだ」ってのがあるんですが、いつの日か忘れましたが中日に「(前略)〜ミュージカルだ、PLAYZONEだの言ってるからこの国は馬鹿ばっかなんだ」っていうアドリブもあり。しかし言っていいのかその言葉(爆)まぁ長谷純のキャラだからアリなんだろうけどさ(笑)王子が天然な事を口にして親衛隊はコケるのですが、この時の斗真&風間のポーズが一緒で可愛かったv まぁ右に左に話が飛びますが、要約すると、先日亡くなった先の国王が愛して大事にしていた国立劇場(アッキー達劇団員のステージ)を、もうすぐ戴冠式が行われるこの王子の代になったらぶっ壊して、その後に王子の銅像を建てるという事を告げにきたのです。しかもこの劇場を閉鎖後、この国では一切の上演を禁止するというあんまりな宣言まで。 当然黙っていない、劇団員。一瞬劇団員と親衛隊のつかみ合いの争いが起こります。この時、MAと親衛隊の組み合う役割分担(?)が明らかにおかしい!MA4人なのに、風間は一人でパナ&町田さんを相手に。おかげで形勢不利で何回も転がされてたり、すがりつくような(どこまでオネエキャラ…)町田さんに下から引っ張られたりと結構いっぱい×2。斗真&石田で屋良っちを、萩原&島田でアッキーを取り押さえてました。ここ、屋良っちがドサクサに紛れて面白がった斗真にこそばされたり、結構オモチャにされてます。16日には倒されて、足をめっちゃ開脚させられてました…体硬いのにひどいわ(苦笑)このシーンでの犠牲者は明らかに屋良っちと風間だな(笑)ただ、そのJr同士のじゃれあいが好きな私としては、結構ツボなポイントでもあったりするんですけどね(笑) まぁそんな一触即発の状態は一応その場は王子達親衛隊が引くことで収まります。 けれど、王子こと、次期国王の命令は絶対です。劇場が取り壊しになるという事で、一気に劇団員達の間に重苦しい空気が充満するのです。 落ち込む劇団員を励ますニッキ。そしてアッキーから、この国立劇場にはお宝が隠されているという噂があって、多分それを目当てに王子がこの劇場を取り壊し、そしてお宝を掘りあてようと思ってるのではないかと告げるのです。 ●お宝伝説 隠されているお宝はこんなのじゃないかって歌っていうよりBGMっぽく曲が流れ、「たとえば…」って感じで次々用意された宝箱からお宝が姿を見せます(多分これは想像の世界での話?)。古代エジプトの秘宝とか、如何にもってお宝もあれば、ルイヴィトンのバック(旅行鞄みたいなの)という俗物的なお宝もあり、光り輝くアリナミンEXの銅像!で純白のギリシャ神の像のような格好で現れたヒガシめちゃめちゃ格好良かったです。確かに光り輝いている…。中日で(いつか忘れましたが)いつもはポーズをつけているだけのアリナミン@ヒガシが左手に扇子を仕込んでる事もありました。そんなお宝が舞台前方で次々披露(?)されていく後ろで謎の「お宝伝説」を歌っているMA達。その時に踊ってるダンスがすごい可愛いんです。ウサギ飛びみたいにしゃがんでピョンピョン跳ねたり、手のひらを上に向けて、変なダンスしてるのとか。口ではなんとも説明しづらいのですが、一人「可愛い〜v」とずっと呟いてました(*今回のPZ観劇は基本一人で通い。一回だけ16日夜は姉と入りましたけど)。周りから見たら、メモすっごい取ってるし、めちゃ挙動不審で気持ち悪かったかも…(苦笑)ちなみにお宝のオチは「関西にはよくある阪神百貨店のバック!」と阪神百貨店の紙袋が普通に登場してました。これ、大阪バージョンなんでしょうね(笑) 取りあえず一通りアッキーにお宝伝説の事を聞いたニッキ。ならそのお宝伝説に併せて、お宝に対する嘘の呪い話もでっち上げようと提案します。そんなことが出きるのかと訝しむ劇団員に、「諸外国を回って私は学んだのだ。昔からあるお宝にまつわる呪いの大半がでっち上げられたものだということを!」みたいな事を口にして、劇団員達を説得にかかります。 そして具体的な罠(呪い)の内容とは…。都合よく登場した甲冑(HISH)を目にしたニッキが、「あ!こんなところに2年前だったらMAがやっていただろう4体の甲冑が!」と叫び、その甲冑に、を意味ありげに舞台後方にある木の立派な扉を指さすようにポーズをとらせます。 このポーズが毎回変わってまして、ポーズを決めるの、MAなんですけど、結構無茶なポーズを取らせるので、中にいるHISH堪らず動いたり、倒れたりと大変です。ここのシーンの一番の見せ場は萩原くん!正確には甲冑の萩原くん(笑)アッキーに相当無茶なポーズを取らされるんですけど、その後も色々MA&ニッキの芝居が続く中、微動だにしないのです。萩原くんってそーいやめちゃめちゃ体の柔らかい人やったんよね、とこのシーンで思い出しました。股割りした状態で上半身だけ捻ってちょっと体を浮かせた状態で扉を指さしたりとか。普通なら動かないような角度まで体が動くから、ちょっと何がどうなってるのか、口では説明できないような奇怪かつ困難な格好をしてる事が多かったです。次には島田くんのがいつも難しめで、橋田&石田甲冑は比較的易しめでした。でも動いちゃうの(笑)石田くんとか、橋田くんとかグラグラで動くわ、転けるわ、で大変です。島田くんもポーズによっては体制崩したり…。そんな中、私が見た5公演で、どれも微動だにしなかった萩原くんは拍手喝采ものです。本人も難解な事をさせられればさせられるほど燃えてしまうのでしょうか(笑)悪のりするMAに、どんどんエスカレートしていくポーズ。見るに見かねたニッキに「あまり無理はさせるな。同じ事お前らもやってみろ!」と急に矛先を向けられ慌てるMA(これは千秋楽だっかか…16日2部だったか??)。特にアッキーは萩原くんがなんでもできるからめちゃくちゃなポーズさせてたのにできる訳ありません。自分でやっといて仕組みが分からないっぽいアッキーにこっそりとさっきまで取っていたポーズを教えてあげている甲冑萩原がツボでした。でもアッキー体硬いから、基本ポーズがもうできないのね(爆)結局MA全員自分ができないポーズをHISHに強要していたと判明(爆)「よし、来年からはやはりMAにやって貰おう」とニッキに言われてました。ちなみにこの後の甲冑は甲冑の判断で(笑)好きなポーズを取って宜しいという事だったのですが、先ほどと同じ仕組みが分からないような無理なポーズをもう一度取り直したのは萩原くんだけでした。ここになんだか職人魂をみてしまったわ。 またしても脱線しましたが、甲冑が指し示す扉に、ニッキが東京で自前購入してきたというチョークで暗号(?)を書きます。暗号っても、視力検査の「C」みたいなの書いて、その下に小さく「宝」って書いてるだけですけど。そして甲冑を発見し、甲冑が意味ありげに指し示す扉にたどり着いたものが、視力検査の末、宝の文字を発見し、「ここに宝があるんだな!」って扉を開けるというシナリオらしいです。>そんな無茶な。そして扉を開けると中からワニが飛び出してきて、驚いた財宝泥棒が思わず踊ってしまったところを、後ろから町田&屋良がハリセンでどついて、驚いた財宝泥棒が「呪いだ〜」と逃げ出すんだそうです>なにも言うまい。 「巧く行くんですかねぇ」と危惧するアッキー。巧く行くか!と誰もが心の中では叫んだでしょうが、舞台に叫ぶ大人げない観客はいなかったようです。ちなみにこのワニはパナがワニ着ぐるみをきて出演。ワニの名前はポッポちゃんなんだそうです。足の部分が着ぐるみから出てるのですが、下に黒のアンダーパンツ(ハーフ丈)をはいてるだけで、臑とかむき出し…。足にはちゃんとワニの足の着ぐるみを履いてましたけど。尻尾がじゃまで、この格好、一回転けちゃうと、立ち上がれないみたいなんですね。パナは毎回転かされて、自力では立ち上がれないのですが、15日の公演で一度だけ成功!客からも驚きの声が、調子にのったパナはワニの着ぐるみをきたまま、Jrがよくする、片手で体重支えるポーズとかとります。「なにげに今すごいことしませんでした!?」とアッキーがそれはちゃんと指摘してました。ちなみにポッポちゃん千秋楽は特別って事なんでしょうか?赤のスカート履いて出てきてました。普段はリボンだけなのに(笑) ニッキが仕掛けたトラップを試しにやってみろと言われるアッキー。こんなの引っかかりっこないですよ〜と反論し、「もし引っかかったら…」って感じで、その日の罰ゲームのお題を口にします。ナースとか、セーラー服とか白鳥とか(笑)ナースを口にすると「あれ本気で汚いからなぁ」と嫌そうな顔をするニッキが素敵です。「汚いとか言わないでくださいよぉ」って秋山氏相変わらず少年隊に可愛がられてますな。まぁお約束通り、先ほどのニッキのトラップ通りの動きをして、アッキーは後で罰ゲームをする事になります。 ●Liar ここではニッキのバックにMA(パナはワニの格好のまま…ちょっと可愛い)、甲冑姿のHISH、ダンサーがつきます。ダンサーのお姉さんはピンクのワニの頭の被りものとピンクの格好で尻尾をつけてるのが可愛い感じです。ちなみにMAはマクベス用の舞台衣装(?)を着てます。この甲冑HISHのロボットダンスがいい感じです。こういうの萩原くん得意ですねぇ。やはりHISHが踊るとつい萩原&島田に目が行ってしまう。島田くんはダンス全般上手にこなすイメージで、萩原くんは好きなダンスとそうでないものの差がくっきりはっきり出るイメージあるんですけど(笑) 曲の最中で左の天井階段に王子(長谷純)と護衛の2人(風間&斗真)が登場。下の様子を伺って、お宝を探しにきている様子です。様子を伺いながら狭い階段を押し合いつつ降りてくる3人は、王子と護衛というより、素っぽくみえるんですけれどね。「早くいけよ!」「押してんじゃねーよ!」とか声が聞こえてきそうに微笑ましいです(空想中)階段を降りた3人は、遠目から様子を伺い、1人が先に行こうとしたら押しとどめって駆け引きもいい感じです。こりゃ3TOPS好きにはたまらん>私だけど。そして一気に扉のところまでダッシュする3人。慌ただしく、ニッキの仕掛けた罠に沿って行動を起こし、予想通り罠にもかかって、そして右の袖へと捌けていきます。最後のハリセンで叩く部分ですけど、アッキーの時にはあれ程力を込めて叩いた町田&屋良、3TOPS相手だと遠慮もあるのか(笑)形だけってのがすごく伝わってきます。最初はアッキーみたいな勢いで叩かれたらどーしよーと真剣に心配したものさ(爆) 無事に罠にはまった王子達を撃退し、成功を喜ぶ劇団員とニッキ。しかしその喜びは長く続きません。「お前達のたくらみはこいつが全部喋ってくれた!」と王子&親衛隊がいつのまにか捕らわれたアッキーをつれて再登場。今度は親衛隊も風間&斗真だけでなく、HISHも混じってます。 この時の登場シーンのアッキーが先ほどの罰ゲームの公約通り、セーラー服だったり、ナースだったり、白鳥だったりするのですが。ちなみに13日はナース(ピンクの看護婦の服装…確かに汚いです…笑)、14日は白鳥の飾りをつけて、親衛隊の面々と楽しそうにラインダンスを踊りながらの登場でした(爆)私的にはこれが一番ツボでしたvもー親衛隊の面々がめっちゃ楽しそうなんですものv15日はナースで、「お注射するわよ〜!!」と長谷純に注射しようとする秋山氏(爆)「劇場を壊す!」と宣言され、「なんてコトいうのっ!?お注射よ!」と石田くんに掴みかかっていくのは腹を抱えて笑わせて頂きましたが…どこまで行くんだ、アッキー(笑)石田くんが本気で逃げ腰になっていて(気の毒)アッキーの暴走を必死で止めようとする風間&斗真が素敵でした。16日もナースで、白鳥のラインダンスじゃないけど、兵士と手を繋いでの登場。あなた達敵対してるとかって設定だったんでわ(爆)親衛隊の面々が堪えきれずに笑ってるのが堪りません。千秋楽はセーラー服でしたが、こんなにセーラー服の似合わないジャニタレも少なかろうと言うような状態で(絶句)いや…きっと風間氏も人のこと言えない位、酷そうだけどさ(笑)。 そんなこんなで嘘のトラップを見抜かれてしまった劇団員達は、牢に捕らえられます。そしてそのまま劇場を取り壊そうとする王子に、ニッキが必死で止めてくれと説得を試みますが、親衛隊(風間&斗真)に取り押さえられ、殴る蹴るの暴行を受け、王子に近寄ることすら儘なりません。そして階段に這い蹲らされるニッキ。しかし芝居の一環とはいえ、ニッキをそんな目に遭わせる役回りなんて…なんとなく見ているこっちはハラハラするものです。二人とも役者モードに入ってるから顔が怖いんですもの(^^;) ●お宝の正体 為すすべもなく王子の命令によって劇場が取り壊されようとする時、劇場が急に動き出し、一つの扉が現れます。鳴動するそれに、兵士達は口々に王の祟りだと叫び、右往左往します。そう、兵士達は先の王にも仕えてきたのですから、先の王がどれほどこの劇場を愛し、大事にしてきていたかを知ってるのです。次期国王の命令に背くわけには行かないので、命令に従っていたけれど、劇場を取り壊すコトへの後ろめたさは持っていたのでしょう。兵士に取り押さえられていたニッキは本来の能力で、その2人の兵士の手を振り払い、これこそが本当のお宝の王の残したお宝であろうと告げます。そしてその扉を開ける資格を持つのは、目の前にいるバカ王子であるというコトも。探していたお宝を探し当てた王子は、その呪いの心配から多少躊躇しますが、階段を上り、その扉を開けるのです。 けれど。 その扉の先にあったのは先の王妃、王子の母親でもある彼女の肖像画だったのです。それは先の王によって描かれたものだったのですが、王子は激しく混乱します。こんなものが宝な訳ない!本当の宝がどこかに眠ってるはずだ、この辺一体を掘り起こせ!お前達、なんか隠してるんじゃないだろうな、と自分の親衛隊にまで掴みかかる始末です。まだ分からないのか!とそんな王子を一括するニッキ。 それほどにこの劇場を愛し、自分の王妃を愛した王の気持ちをなぜ分かってやれないと問われ、幼い頃から舞台やミュージカルの為といっていつも忙しく、息子である王子とは一度も遊んでくれなかったというその寂しさを王子は吐露するのです。王子が先の王を罵ると、それまでは従順に王子の命に従っていた兵士の中には、「先の王はそんな方ではありません!」と否定するものまで出てくる状態です。>ちなみに斗真。風間はピンでの台詞ってこの話の中ではあんましなかったんですよね〜。 ●Memories ニッキの歌。この曲はダンスもバックコーラスもなし。皆が客席の方を向かって見つめてるって感じで、ニッキが歌い上げます。しかしこの歌がまたいいんだ(>_<) 説得され、王が大事にしていたこの劇場のコト、劇団員達の気持ちが伝わって、あれ程頑なだった王子も漸く心を開きます。そして劇団員達にこれからも是非この劇場で、ずっと舞台を、ミュージカルを上演し続けてくれと告げ、ニッキと握手を交わそうとしたその瞬間。 王子の命令によって、劇場を壊す段取りをしていた工事業者が劇場を破壊してしまうのです。呆然とする劇団員、ニッキ、王子、親衛隊。そして工事現場の作業員としてカッちゃん登場。 カッちゃんの登場は、日替わりでいろんな被りものとかしてます。大抵、バケーション2で、すべてを失ったと思った時に登場したニッキに貰った小道具を使うコトが多く(いわゆる伏線…笑?)13日はアフロのヅラを、14日はヘルメット取らないと分からないようなこれもカツラを(説明しづらい…)15日はビールジョッキの形の被りもの、16日は2幕で貰ったカツラお婆さん風の結構縦長のヤツ。千秋楽はタイガースのはっぴと、パンチのヅラでした。 食ってかかる王子に「壊せと言ったの王子じゃないですか」と正論を返し、カッちゃんは捌けます。 劇場がなくなって、もうどうしようもないと嘆く劇団員達に、観客と、自分たちの劇を続けたいという気持ちがあればステージは続けられると豪語。いわゆるSHOW MUST GO ON!!ってヤツですかい(爆)? ここでなんとなく客は拍手せなあかんような雰囲気に。 ●Keep on SINGIN’ 拍手と共に絶望の淵から立ち上がり、舞台を続けようと皆立ち上がるのです。王子とニッキは肩を組み、これまでの確執も全て水に流します。兵士達がステージ中央でアーチを組み、中央上向きに伸ばされたその道を、王子が通り、そして振り返ります。このアーチ組んでるのが、斗真とかHISHは身長あるからバランスいいんだけど、風間がね、斗真とシンメなんだけど周りに申し訳ない位バランス悪くて、ファンながら、皆すまんっ!!と謝りたくなります。しかし真剣な表情でそういった事に取り組んでる風間氏は大変素敵なのですけど。音楽に合わせて鋭い表情を見せ、キレのある動きを見せるのとかたまんないですよ〜。全体的に親衛隊は、集団の動きで魅せます。軍人っぽい動きって綺麗に揃ってると大変綺麗なものですな。 そんな訳でバケーション3も終了。風間氏的には見せ場少なかったけど、3TOPSの絡みが多く楽しかったっすv後、年隊様では普通にニッキファンなので、ニッキメインでも楽しめました(^-^) 劇場は壊れてしまったけれど、多分再建され、これからも国立劇場は王の保護を受け、人々色んな劇を見せていくのでしょう、みたいな終わり方。結構単純なお話ですけどまぁ大円団って事ですかね。 >>>>ショータイムへ→ |